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changeさん のコメント

エコノミストの冒頭には、「民主主義や人権を前面に出す米国に対し、中国と中近東は政治的独裁体制を続ける点で波長が合う=米ドル覇権を崩す人民元建て石油取引に現実味はあるのか」とあり、二つの問題点を提起したい。
1.国際金融のトリレンマに対する中国の取り組みは如何
 ①為替相場の安定、②独立した金融政策、③自由な資本移動
 一つはあきらめなければならない。香港は②をあきらめている。
2.固定相場(ドルペッグ制)を継続するのか、廃棄するのか
 特別優遇の香港、サウジ、UAEはドルペッグ制で変動から守られている。
 中国は香港ドルに連動し、管理為替相場が維持されている。

人民元の国際化を目指せば、指摘した二点に対しての対策を講じなければならない。この2点をクリアーして初めて国際金融通貨としての地位を確立できるのでしょう。
No.8
14ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。