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changeさん のコメント

今回のロシアの戦争は1年になろうとしているが、過去の戦争を考えると10年戦争になるとみている。

43年前のソ連軍のアフガニスタン侵攻と類似的交戦性を否定できない。
1979~1989アフガンでの約10年の戦争はソ連を疲弊させ、ソ連解体につながった。
アフガン侵攻時「西側諸国は大した反対はできない」と甘く見ていた。米国を中心に西側諸国がかつてないほど結束し対ロ強硬姿勢で足並みをそろえた。西側諸国は厳しい経済制裁をうちだし、1980年のモスクワオリンピックをボイコットした。
当時中国は西側に組し、改革開放に踏み込み、西側から巨額の財政支援と技術援助を得て国力を蓄えてきた。
アフガン戦争前は中国のGDPに及ばなかったが、最近の2021年GDPを見るとロシアのGDPは中国の9%に過ぎなくなっている。同じ社会主義国系でありながら、10年戦争でソ連を崩壊させてしまった。

この歴史事実とロシアの置かれた状況を勘案して米国のシンクタンクが167名の専門家に約10年後の2033年にロシアはどうなっているかを問うている。
46%が10年後「革命、内戦、分裂」の可能性を予想している。21%は破滅的国家になると予想している。

第二次大戦後、中東戦争は1948~1973と25年続いた。ベトナム戦争は1955~1975と20年続いた。アフガン戦争は10年であり、バックに先進国が加勢すると長期にわたることは歴史的事実が証明している。プーチンロシアは歴史の教訓を生かしていない。ソ連が崩壊した相手を打ち負かしそうという考え方であれば、中国のしたたかさを学ぶべきでしょう。ウクライナ領土から撤退すべきでしょう。
No.22
21ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。