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なしさん のコメント

>>19
>問題の核心はアメリカがいつ敗北を認めるか、その時期です。

おっしゃるとおりです。

ウクライナも、ヨーロッパNATO,EU諸国もすべて米国が主体とすれば
客体、従体にすぎません。

ただ、米国にとって敗北を認めることはこのさきの世界の秩序に大きい
影響を与えます。
パックス・アメリカーナの終焉です。

現在のウクライナは米国といくつかのヨーロッパ諸国が協力して起こしたクーデター
によって2014年に「建国」されました。
米国はヤニツェクという男を初代大統領に据えました。
そして、米国はウクライナがロシアに対してつねに敵意をむき出すように、その後の
大統領にも命じました。

そのことはヨーロッパの子分はみな知っています。
かれらが米国に従うのは米国がバックにいればロシアなんかちっとも怖くない、
まるでロシアの格上国家のように振るまえるからです。

彼らはこの戦争が実はロシアと米国の戦争であると知っています。
だから米国に負けてもらっては困る。

でももしj負けたら?

ひとつの時代の終わりです。
アメリカ合衆国の世界支配の終わり。

だから米国は負けられない。
簡単に勝てると、ロシアをなめていただけに。
ロシア経済をガタガタにするとか、プーチンを大統領には
しておかないとか。

戦争でロシアが勝つのは当たり前でもうさきは見えています。
ロシア連邦軍はNATOと戦うための軍隊であって、その戦力はそっくり
温存しながら戦っていますから。

しかも、戦えるウクライナの男はもういくらも残ってはいません。

わたしの考えでは、 ロシアが勝つか(つまり、米国が負けるか)
核戦争かのふたつにひとつです。

これはマスコミはもとより孫崎さんですらおっしゃるのですが、
ロシアが負けそうに追い詰められると核を使うかも、と。

まったく考える必要のない前提です。
ロシアはウクライナなど叩き潰せるのです。
全軍を動員すればあっという間に。
現状は戦力を小出しにしてそれはやらない。

わたしは追い詰められて核戦争を起こす危険のあるのは米国のほうだと思います。

彼らはどうしたって敗北は受け入れがたいでしょうから。
No.23
23ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。