• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

就職氷河期の実態は悲劇的というか、既得権益者に譲るという精神の無さに驚かされた。ワークシェアリングが行きわたらなかった。

あの時、悲劇を味わった人は、現在50歳近辺になっておられると思う。「笛吹けど踊らず」で、その後正規の職を得た方も多いと思うが、多くの人が当時の悲哀を今も受けているのではないかと思う。

現在は、仕事も増え、IT関係の仕事であれば、絶対的に人が不足しており、建築土木関係では、海外の労働者に大きく依存している。海外の労働者なくして、建築土木の成長はあり得ない。

先日熱海で宿泊したが、従業員の多くが中国人であった。今後、あらゆる職業で日本人同士の競争でなく、他国の優秀な人たちと競わなければより多くの収入が得られる職業から見放されることになる。

好むと好むざるに関わらず、職業を得る競争は激しくなる。ワークシェアリングなどとは程遠い実態が展開される。賃上げでなく能力を磨きより多くの収入が得る職業選択の時代が今始まっているとみなすべきでしょう。

労働者が企業別でなく職業別に戦う時代も想定できる。みんなで賃上げなどという前時代的な発想は今回が最後なのでしょう。他の職業が魅力があれば多くの人が転職してしまう。経営者も経営努力しなければ人材が集まらなくなるのでしょう。
転職の時代が始まるとも見ています。
No.8
22ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。