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中庸左派さん のコメント

>>28

>それでどうなりましたか。

 実は今日、現役時代の先輩(70代後半の団塊の世代)達と飲み会をしました。組合活動家の先輩方です。コロナだなんだで、数年ぶりの再会でした。

 集まった先輩は皆、所謂「左翼」、組合活動家です。反戦平和です。

 それで、酒の勢いもあり、話がロシアウクライナ戦争になり、対立勃発(笑)。
  
 ハッキリ、左翼業界でも私は「少数派」なのだな、と自覚しました。

 ロシアウクライナ戦争の評価や左翼の取るべき道、この大事な点で、全く噛み合わない。酒の席での話だからこそ、本音、本心がここまで違うか、というカンジでした。

 ここに先輩の見解を記しておきます。因みに、他の先輩達の見解は、だいたいどんなカンジか、きいてみました。どうやら、下記の先輩の見解が左翼の多数派のようらしいです。(極少数、私の見解と同じ人がいるらしいですが)

 で、先輩の見解の要点です。

①攻められ(侵略され)たら戦うべきだ。だから、アメリカの武器供与は正しい。

②ウクライナにネオナチはいない。ゼレンスキーはユダヤ人だから。

③ドンバスへの砲撃は無視、虐殺もなし。その前提として、ロシア(ソ連)によるウクライナ迫害の歴史がある。ウクライナ人が、ロシア人を恨むのは仕方ない。 

④結論は戦争継続支持。即ち、ロシアがクリミア、ドンバスから撤退せよ。そうでなければ、戦争は終わらない。

⑤ウクライナが降参することは受け入れられない。

 私は、先輩が「攻められ(侵略され)たら戦うべきだ。」と真顔でいうから、「じゃ、アンタみたいなジジイが戦うつもりか?足手まといじゃないか?まさか、自分は戦わずに、若者に戦え、というのか?」と言い返しました。(※実際の表現は柔らかくしました)
 
 いずれにしろ、私も悟りました。この見解の相違は根深いな、と。コロナ脳との断絶より、根深い気がしています。

 反戦平和とはなにか?戦争に反対するとは、本質的にどういうことか?

 そんな根源的問題なのではないか、そんな気がします。

 まぁ、もはや、私はカミさんとボケた母親にだけ、私の考え方を分かってもらえれば、それでよいかな、と。

 帰り道、トボトボ、そんなことを考えていました。
No.29
20ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。