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changeさん のコメント

国と国の戦争で、重点を置く攻撃の視点は何かという孫崎さんの問いと受け止めている。

国の基盤は軍事力と経済力であり、政府関係者は戦争を優位に展開しようとする戦略者と見ている。

相手を攻撃する場合、第一に相手の軍事力を破壊であり、第二は国の生活を守る民間工場であり、民間の生活の場=住居であり、政府要人とか公的施設は攻撃破壊の対象とはならない。

何故か。政府要人など公的な関係者、学者など社会を動かす人を殺しても、戦後のことを考えれば、逆にマイナスの方が多すぎる。米国人が日本人を支配するより日本の国民性をよく知っている支配者たちの知恵を活用する方が優れていると判断したのでしょう。

米国は人間の心をよく知っていた戦略家が、まれにみる敗戦国を米国側に巻き込んだ事例といえるのでしょう。日本の支配層―天皇、政治家などをことごとく抹殺していれば、現在の米国化した日本はあり得なかったといえる。

このことを考えると、日本を考えた場合、与党と野党が対立しているのは好ましくない。国を守り国民を守るのは同じであり、国民の生活を守る順位を国民か企業かという見方考え方に日本人が脱皮する日が近いと考えている。我々のような80歳以上が現在の日本を停滞させていると反省している。
No.1
20ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。