中庸左派さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
A-1 仏政府、年金改革案を強行採択 各地でデモ( AFP ) マクロン政権は 16 日、年金改革法案について、議会での投票をへずに法案を通過させる憲法の特例規定を適用し、強行採択した。 今回の強権発動は、下院で過半数の支持を見込めないことを政権が認めたに等しい。上院は 16 日、賛成多数で法案を可決したが、下院では右派の野党議員が反対を示唆したため、政権が否決のリスクを回避した。 受給開始年齢を現行の 62 歳から 64 歳に引き上げることを柱とした年金改革案をめぐっては、反対デモやストライキが相次いでいた。採択を受け、パリなど各地で大規模デモが起こった。 パリ中心部コンコルド広場 にある下院の議事堂前では、集まった群集を機動隊が取り囲んでいた。 A-2 仏政府、年金改革法案を強硬採択 抗議デモで警察と衝突( BBC News ) フランス政府は 16 日、年金改革法案を議会での投票を経ずに強硬採択した。これを受け、パリでは大
アメリカ帝国で言うなら、民主党も、共和党も軍産複合体的エリートが政権を牛耳るだけ(トランプ政権を除き)。
一方、大陸ヨーロッパにはまだ異論が渦巻き、対立して、収斂していくアウフヘーベン的空気が横溢しているのだろう。
https://thegrayzone.com/2023/02/27/europeans-protest-natos-proxy-war/
https://www.dielinke-europa.eu/de/article/13477.grips-f%C3%BCr-verhandlungen-statt-munition-f%C3%BCr-waffen.html
言ってみれば、階級対立の残滓だろうか?国民的利害の対立。しかし、それ自体は「健全」だと考える。
フランスの国民負担率は高いほう。
だから、国民負担により、国民の個別人生の課題を社会的に解決しよう、という思想が浸透しているのだと考えている。
テレビで見たが、今回のフランスの反政府行動、抵抗も国民から遊離した冒険主義ではなく、広範な支持がある様子だ。
「我々と奴等」みたいな、利害の対立は、社会においては当然ある。
そして、対立する利害に関して、皆で団結して声を上げることは必要だ。
どちらが正しいかは「歴史」が決めるだろう。対立からアウフヘーベンされるなら、それは「正解」になりうると考える。
だから、とにかく、「我々の主張」を政治エリート、支配層にぶつける行為が大事なのだ。フランス人民はサスガだ、と考える。
となると、一方、冷静に我が日本の民度を考える。
日本人の民度は、現状のマスク着用率を見ればよい。
マスクは①不自然(コロナ禍前、我々はこれまでマスク着用をしなかった。世界中の人が今やマスク非着用)②効果がない可能性大(マスクしてても感染「爆発」。)③そもそも新型コロナ弱毒化。④酸欠や表情が分からない、という難点。
以上のことから、今や完全にマスクは不合理になった。
それでも、今も皆マスクを着用している。
私の意見に反対、異論の向きがあるのは先刻承知。
しかし、そういう方は、ほぼマスクや新型コロナに関する異論を調べていない。だから、考えない。
調べない、考えない、テレビ、主流権威筋メディアを鵜呑みにする、それが日本人の民度である。
その意味では、日本人に呆れ果てつつ、フランス人をどこか羨望してしまっている。しかし、それは長年日本人として年齢を重ねてくると、単に日本人が情けないだけなのだ、ということも知っている。
フランス人が偉いのではなく、日本人が情けないのだ。
Post