記事へ戻る p_fさん のコメント p_f 「針に糸を通す」ような作業━そんな事態になった真因をはぐらかす物言いに聞こえる。要するに、DSが巨万の富を不当に独り占めできるシステムにしてきた所為でないのか。 ”一九八〇年代以降二一世紀の現在までの趨勢を辿れば、米国資本主義の所得格差は、まるで一九世紀に戻ったかのようである...一方の極には、少数とはいえ驚くほどの超富裕層がいて、他方には貧困のなかで、絶望と隣り合わせの多数のアメリカ人がいる。この極端な格差社会、いや階級社会を、「それが資本主義さ」と言って片付けられるのか” ”リーマンショックの市場の真相に戻ろう...ここで明かされているのは、市場の「上げ」「下げ」を第三者として投資家が予想するのではなく、市場が失敗して暴落することを最初から知っている者が、一方では当該商品を顧客の投資家に売りながら、他方では、当該商品の価格暴落から儲けるために空売りを仕掛け、巨大な利益を得るという状況である。これを詐欺と言わずして、何と言うのか” ”「ドルが国際通貨であることによってアメリカが とてつもない利益を得ているということは、アメリカ以外の国が一〇〇ドル手に入れるためには、それに見合うお金を払わなくてはいけないという、当たり前の事実である。アメリカの造幣局が百ドル紙幣を印刷するのにかかるコストは数セントだろう。しかし、他の国が一〇〇ドル手に入れるためには、それに見合った財かサービスを輸出しなくてはならない」(『とてつもない特権』小浜裕久監訳、勁草書房、二〇一二年)”(中尾茂夫著「世界マネーの内幕」/2022) DS超富裕層連中の資産を没収し、アコギでない金融機関/預金者の救済に充てれば済む話でないか。 No.3 19ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています WSJ・社説:FRBは金利問題で、「針に糸を通す」ような作業を実施、インフレ制御(金利上昇)... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
p_f 「針に糸を通す」ような作業━そんな事態になった真因をはぐらかす物言いに聞こえる。要するに、DSが巨万の富を不当に独り占めできるシステムにしてきた所為でないのか。 ”一九八〇年代以降二一世紀の現在までの趨勢を辿れば、米国資本主義の所得格差は、まるで一九世紀に戻ったかのようである...一方の極には、少数とはいえ驚くほどの超富裕層がいて、他方には貧困のなかで、絶望と隣り合わせの多数のアメリカ人がいる。この極端な格差社会、いや階級社会を、「それが資本主義さ」と言って片付けられるのか” ”リーマンショックの市場の真相に戻ろう...ここで明かされているのは、市場の「上げ」「下げ」を第三者として投資家が予想するのではなく、市場が失敗して暴落することを最初から知っている者が、一方では当該商品を顧客の投資家に売りながら、他方では、当該商品の価格暴落から儲けるために空売りを仕掛け、巨大な利益を得るという状況である。これを詐欺と言わずして、何と言うのか” ”「ドルが国際通貨であることによってアメリカが とてつもない利益を得ているということは、アメリカ以外の国が一〇〇ドル手に入れるためには、それに見合うお金を払わなくてはいけないという、当たり前の事実である。アメリカの造幣局が百ドル紙幣を印刷するのにかかるコストは数セントだろう。しかし、他の国が一〇〇ドル手に入れるためには、それに見合った財かサービスを輸出しなくてはならない」(『とてつもない特権』小浜裕久監訳、勁草書房、二〇一二年)”(中尾茂夫著「世界マネーの内幕」/2022) DS超富裕層連中の資産を没収し、アコギでない金融機関/預金者の救済に充てれば済む話でないか。 No.3 19ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています WSJ・社説:FRBは金利問題で、「針に糸を通す」ような作業を実施、インフレ制御(金利上昇)... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
”一九八〇年代以降二一世紀の現在までの趨勢を辿れば、米国資本主義の所得格差は、まるで一九世紀に戻ったかのようである...一方の極には、少数とはいえ驚くほどの超富裕層がいて、他方には貧困のなかで、絶望と隣り合わせの多数のアメリカ人がいる。この極端な格差社会、いや階級社会を、「それが資本主義さ」と言って片付けられるのか”
”リーマンショックの市場の真相に戻ろう...ここで明かされているのは、市場の「上げ」「下げ」を第三者として投資家が予想するのではなく、市場が失敗して暴落することを最初から知っている者が、一方では当該商品を顧客の投資家に売りながら、他方では、当該商品の価格暴落から儲けるために空売りを仕掛け、巨大な利益を得るという状況である。これを詐欺と言わずして、何と言うのか”
”「ドルが国際通貨であることによってアメリカが とてつもない利益を得ているということは、アメリカ以外の国が一〇〇ドル手に入れるためには、それに見合うお金を払わなくてはいけないという、当たり前の事実である。アメリカの造幣局が百ドル紙幣を印刷するのにかかるコストは数セントだろう。しかし、他の国が一〇〇ドル手に入れるためには、それに見合った財かサービスを輸出しなくてはならない」(『とてつもない特権』小浜裕久監訳、勁草書房、二〇一二年)”(中尾茂夫著「世界マネーの内幕」/2022)
DS超富裕層連中の資産を没収し、アコギでない金融機関/預金者の救済に充てれば済む話でないか。
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