記事へ戻る りゃんさん のコメント りゃん WSJなどで最近報道されたことをみて、小躍りしている陰謀論サヨクおじいさんがいるが、はて。 なぜいまごろこれが米国で報道されているのかは、わたしもしりたいが、内容自体は、去年のはなしだった。たしか、広島ガスとの関連(岸田首相の地元は広島)で、そこそこ大きく取り沙汰されていたっけとおもいながら、検索してみたら、次がネットに残っていた。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA250VW0V21C22A1000000/ 意味がよくわからないヒトビトもいるだろうから、少し超訳すると、 1,米国と欧州に、はなしはとおしてある。 2,主眼はガスで、その採掘にともなう少量(量も少ないし、金額もわずか)の原油の処理の問題 3,2022から2023の冬にかけての緊急的なもので、原則的には上限設定にしたがう。 ということだ。 背景にあることをわたしの想像だけで補足すると、 ロシアは、北方領土返す返す詐欺していれば、日本が勝手にカネをめぐんでくれるものを、自分から(日露戦争でもおきなければ)切ることはない(サハリン1では3兆円、2でも3000億円をめぐんだといわれている)。 日本は、エネルギーの安定供給という目的があり、プーチンらロシア国粋主義勢力が没落すれば、ロシアとはまた商売したい。 米国は、この程度のことで岸田の顔に泥を塗ってヘソをまげられても困るし、そもそもが露宇戦争は欧州のはなしなので、日本には多少微温的に接している(台湾等の有事の際は、日本がいまの独の立場にたたされる)。 といったところだろう。 日本の独自の動きとか、ウマとシカが遊んでいる風景しか目にうかばない。世界の激動の変化、現実とか草生える。 日本が米国の属国なのはもちろんだが、そのなかはなかで、ニュアンスというものがある。ものごとをあまりに図式的に考える低学力には、そこがわからないのだろう。 No.14 19ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています OPEC、原油の自主的な減産を相次いで発表、減産量は、サウジが日量50万バレル。3月20日に1バ... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
りゃん WSJなどで最近報道されたことをみて、小躍りしている陰謀論サヨクおじいさんがいるが、はて。 なぜいまごろこれが米国で報道されているのかは、わたしもしりたいが、内容自体は、去年のはなしだった。たしか、広島ガスとの関連(岸田首相の地元は広島)で、そこそこ大きく取り沙汰されていたっけとおもいながら、検索してみたら、次がネットに残っていた。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA250VW0V21C22A1000000/ 意味がよくわからないヒトビトもいるだろうから、少し超訳すると、 1,米国と欧州に、はなしはとおしてある。 2,主眼はガスで、その採掘にともなう少量(量も少ないし、金額もわずか)の原油の処理の問題 3,2022から2023の冬にかけての緊急的なもので、原則的には上限設定にしたがう。 ということだ。 背景にあることをわたしの想像だけで補足すると、 ロシアは、北方領土返す返す詐欺していれば、日本が勝手にカネをめぐんでくれるものを、自分から(日露戦争でもおきなければ)切ることはない(サハリン1では3兆円、2でも3000億円をめぐんだといわれている)。 日本は、エネルギーの安定供給という目的があり、プーチンらロシア国粋主義勢力が没落すれば、ロシアとはまた商売したい。 米国は、この程度のことで岸田の顔に泥を塗ってヘソをまげられても困るし、そもそもが露宇戦争は欧州のはなしなので、日本には多少微温的に接している(台湾等の有事の際は、日本がいまの独の立場にたたされる)。 といったところだろう。 日本の独自の動きとか、ウマとシカが遊んでいる風景しか目にうかばない。世界の激動の変化、現実とか草生える。 日本が米国の属国なのはもちろんだが、そのなかはなかで、ニュアンスというものがある。ものごとをあまりに図式的に考える低学力には、そこがわからないのだろう。 No.14 19ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています OPEC、原油の自主的な減産を相次いで発表、減産量は、サウジが日量50万バレル。3月20日に1バ... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
なぜいまごろこれが米国で報道されているのかは、わたしもしりたいが、内容自体は、去年のはなしだった。たしか、広島ガスとの関連(岸田首相の地元は広島)で、そこそこ大きく取り沙汰されていたっけとおもいながら、検索してみたら、次がネットに残っていた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA250VW0V21C22A1000000/
意味がよくわからないヒトビトもいるだろうから、少し超訳すると、
1,米国と欧州に、はなしはとおしてある。
2,主眼はガスで、その採掘にともなう少量(量も少ないし、金額もわずか)の原油の処理の問題
3,2022から2023の冬にかけての緊急的なもので、原則的には上限設定にしたがう。
ということだ。
背景にあることをわたしの想像だけで補足すると、
ロシアは、北方領土返す返す詐欺していれば、日本が勝手にカネをめぐんでくれるものを、自分から(日露戦争でもおきなければ)切ることはない(サハリン1では3兆円、2でも3000億円をめぐんだといわれている)。
日本は、エネルギーの安定供給という目的があり、プーチンらロシア国粋主義勢力が没落すれば、ロシアとはまた商売したい。
米国は、この程度のことで岸田の顔に泥を塗ってヘソをまげられても困るし、そもそもが露宇戦争は欧州のはなしなので、日本には多少微温的に接している(台湾等の有事の際は、日本がいまの独の立場にたたされる)。
といったところだろう。
日本の独自の動きとか、ウマとシカが遊んでいる風景しか目にうかばない。世界の激動の変化、現実とか草生える。
日本が米国の属国なのはもちろんだが、そのなかはなかで、ニュアンスというものがある。ものごとをあまりに図式的に考える低学力には、そこがわからないのだろう。
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