CIAを筆頭にする米国の情報機関が敵国のみならず同盟国も含めて全世界に向けて諜報することはスノーデンの告発で周知の事実となりました。当時、ドイツの首相が米国に抗議しましたが、日本の首相は「盗聴されても、悪いことしてないから全く問題ない」といった姿勢だったのです。日本のマスコミも問題にしなかった。まー私の類推だが、外交に関しては、米国の要求がメンバーに開陳され、質疑なくシャンシャンシャンと承認されたし、承認されていることでしょう。

そこで疑問がやはり出て来るのです。安倍氏が何故暗殺されて、その腹心の高市氏が絶体絶命の窮地に陥っているのか、と。そして入れ替わりに、岸田氏が敵基地先制攻撃、トマホークの導入、安保３文書の好戦的改定を高らかに宣言したのです。まるで１０年前のネオナチによるウクライナクーデターを想起させます。とまれ、安倍・菅体制は敵基地、トマホーク、３文書改訂に及び腰だったと推論するのは的を得ているように感じますね。

この５月にはG7が広島で行われることになってますが、あろうことか、フランスのマクロンが米国の台湾干渉を批判したのです。私が米国の友人から得た情報では５月にバイデンがドルの非常事態を宣言することになっており、このG7は緊急中止に追い込まれるのではないかと思っております。

世界は一瞬混沌に突入しますが、米・日が孤立し、中露欧アジアアフリカ南米が団結して世界をリードするといった事態が生まれるのではないでしょうかね。