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なしさん のコメント

>>7
おっしゃるとおりだと思います。
中国はドルを現在の基軸通貨の座から引きずり降ろすつもりですが、
それは間違いありませんが、
人民元をその後釜に据えようとは思っていないと思います。

世界の主要通貨がドルの後釜に座ればよく、人民元もその一つであれば
よいと思っているはずです。

米国はかつて世界一の金持ち国でしたが、ベトナム戦争の巨大戦費で
その座を失い、債務国に転落しました。
以来ずっとそのままです。

借金漬けのビンボー国、米国。

そんな国がなぜ金持国のふりをしていられるマジックを使っていられるか。
その人民が豊かな消費生活を謳歌していられるか、
答えはドルが世界の基軸通貨だから。
米国はいつでもドルを好きなだけ刷れるから。

米国は板子一枚したは地獄の、見せかけの富裕国です。
金がうなっている中国とはぜんぜん違います。
本来であれば米国はドルがその立場にあることを感謝して
基軸通貨であることを少しでも永続できるよう行動を慎むべきでした。

でも、傲慢な米国は、さらにドルに他国を攻撃する武器にまでの役割を
上乗せしました。

まずイランに対して武器として使いました。
よく切れる刀でした、イランはへこたれた。

米国はその刀の切れ味に酔いしれた。
今度はあまりきれなかった。

中国はこの米国の大エラーにつけ込むだけで良いのです。
ドルが基軸通貨の座を失えば米国はただのビンポー大国となる運命です。
米国人が世界の中不当なまでに豊かに暮らしている時代の終わりが来ます。

対して中国は正真正銘の大金持ち国ですから人民元がドルから
基軸通貨の座を奪う必要がありません。

それにしても米国は愚かです。
ドルを武器に使えば何が起きるか、わからないはずがないのに
がまんできなかった。
No.8
18ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。