• このエントリーをはてなブックマークに追加

中庸左派さん のコメント

>>8

>岸田との会談では、「法の支配」に基づく国際秩序を維持し、力による一方的な現状変更は認めないことで一致した。では、エジプトはグローバルサウスなのだろうか?

 B層小学生の世界観は幼稚すぎる。

 エジプトがグローバルサウスかどうか?そんなこと、どーでもよい。

 グローバルサウスという概念に意義があるのは、「主要な発展途上国が米対ロ・中の対立の激化に巻き込まれない様にし、時に対立を自分の利益のために利用しようとしている」「ヨーロッパと東アジアの主要な米国の同盟国は、バイデンのウクライナキャンペーンを支援するために団結し、ますます多くの武器を提供し、ロシアのエネルギーから身を引き離しているが、ワシントンは他の場所で抵抗に遭遇している」ということだ。

 即ち、アメリカ帝国の覇権低下と、グローバルサウスという概念が関係している、ということだ。

 NATO諸国の中ですら、アメリカ帝国に従わない国が出ている。トルコ、ハンガリー、フランス。

 対米自立と国益追求が多極世界の趨勢だろう。そんな世界に「法の支配、民主主義、人権」というイデオロギーは、古臭くなるのではないか?

 私はそう言っている。
No.12
19ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。