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NEO 27 Apr, 2023
シェバズ首相、中国側と二国間協力の強化で合意
https://en.neonetwork.pk/27-Apr-2023/pm-shehbaz-chinese-counterpart-agree-to-enhance-bilateral-cooperation
ムハンマド・シェバズ・シャリフ首相と中国の李強首相は、木曜日に電話で会談し、両国の国民に利益をもたらすという共通の目的を実現するために、あらゆる分野で協力を強化し、地域の平和、繁栄、安定に貢献することに合意した。
首相府(PMO)によると、この会話は、パキスタンと中国の全天候型戦略的協力パートナーシップを常に特徴づけてきた伝統的な温かさと親しみをもって行われたとのことである。
シェバズ首相は、中国首相が最近この高位職に当選したことについて、温かい祝辞を述べた。これは、中国国民の根強い信頼と、公務における多くの功績に由来する首相への信頼を反映したものだ。
パキスタンは、全天候型のパートナーであり親しい友人として、中国の平和的発展は国際平和と安定のプラス要因であると評価し、中国が近代化と若返りに向けた旅でマイルストーンを達成し続けていくことを確信している。
シェバズ首相は、「一つの中国」政策、台湾、チベット、新疆、香港、南シナ海など、中国の中核的な問題に関して、パキスタンが中国を揺るぎなく支持していることを改めて表明した。
また、ジャンムー・カシミール紛争に関する中国の原則的な立場と、核心的な問題に関するパキスタンへの支援に、パキスタンの心からの感謝を表明した。
中国首相は、パキスタンの中国に対する支持を評価し、パキスタンの国家発展、主権、領土保全に対する中国の継続的な支持を再確認した。中国は全天候型の友好国として、常にパキスタンと共に歩み続けるだろう。
両首脳は、2022年11月のシェバズ首相の訪中と習近平国家主席および中国指導部との幅広い対話を想起し、中国パキスタン経済回廊(CPEC)を含む主要分野での二国間協力について確認した。
「G7」はいまや価値の共同体といっていいが、「グローバルサウス」にはそういう共通の価値観はないよね、だから、(イデオロギーとか手っ取り早い報道用語として使うのはかまわないだろうが)学問的な術語ではないよね、ということがどうしてもわからないヒトがいる。
あるいは「価値が違うことを認めあう共同体だ」という禅問答のようなことしか言えない。そんなものはEUだろうとASEANだろうと現実の「共同体」では存在しえない(認め合ったら分裂するだけだ)。
どこかでかじった理想主義が忍び込んでいるのだろうが、そんなものは学問ではない。別に学問でなくてもいいが、そのことを理解できているかどうかは重要だ。
インドも中共もロシアも、みずからの価値観にのっとって、「グローバルサウス」を使っており、それぞれに内容は少しずつ異なる。インドと中共とロシアは、口先はともかく、現実に価値観の違いを認め合う共同体とやらをつくるのだろうか。それはもう「共同体」とはいえないのではないか。
岸田のアフリカ訪問はグローバルサウスへの訪問と報道されることも多い。しかしエジプトはグローバルサウスなのだろうか。エジプトは例の流出文書ではロシア向けの兵器をつくろうとしていたという。今次それをやめて、ウクライナ向けの兵器をつくるといわれている。また岸田との会談では、「法の支配」に基づく国際秩序を維持し、力による一方的な現状変更は認めないことで一致した。では、エジプトはグローバルサウスなのだろうか?岸田はさらに、ガーナ、ケニア、モザンビークにも訪問する。これら諸国はグローバルサウスなのだろうか?
モザンビークは南アフリカ共和国のとなりにある。南アフリカ共和国はグローバルサウスと言われることも多い。であるなら、なぜ岸田は南アフリカ共和国には訪問しないでモザンビークには訪問するのだろう。
理想主義には理想主義の良い点はあるのだろうが、そこにとらわれてしまうと、結局、こうした疑問に答えられない、というより、こうした疑問そのものが湧かないということになる。つまり思考力が低いということになる。
>>8
「価値の共同体」とおっしゃいますが、その価値とは腐った選挙制度に基づき予定調和の結果を出す選挙にしか私には見えません。
プーチンが言うようにG7はドルの威力に従い、通じないと代わりに脅しが使われ、泣く泣く自由の旗を掲げることを強いられているグループとしか言えません。広島のG7がそれを証明するでしょう。
グロー-バルサウスに共通の価値観が無いということですが、そんな概念は国際関係では全く無用の長物です。大事なのはその概念が説くゼロサムではなく中国が唱えるウインウインの関係です。もっと分かりやすく言えば、物々交換することです。それだけで世界は秩序を得るのです。
>>9
フレデイさんのいつも説いておられることを要約なさったような文章ですね。あなたがそうおもっているというのは、それはそれでいいのです。しかし、わたしやchangeさんでなく、ほかのかたがたに、あるいは孫崎さんに、たとえば「中共はウインウインだけを求めている」だとか、「物々交換で世界はうまくいく」とかを、ぶつけてみて、どうおもわれるかをお聞きになったらどうでしょう。
わたしやchangeさんはここでは「異質な存在」として、ときに排除の対象になったりしますが、フレデイさんのおっしゃっていることも、ほかの方々からみれば、かなり「異質」なのではないでしょうかね。
>>8
>「G7」はいまや価値の共同体といっていいが、「グローバルサウス」にはそういう共通の価値観はないよね、
???
読解力不足。
「「グローバルサウス」にはそういう共通の価値観はないよね」、そうですよ。だから、そういう趣旨を書いた。
私もグローバルサウスはイデオロギーの枠組みではない、と受け止めている。そして、アメリカ帝国の覇権から、グローバルサウスが自立を始めた。その現実を直視するべきだ、と。
そういう趣旨で書いたのだ。孫崎先生が示した論考にも、そのように書いてあるし。だから、私は、その部分をわざわざ引用したのだ。「非同盟運動とは異なり、専門家は、今日の共通のイデオロギーの方法はほとんどなく、この偉大な道を歩もうとしている国々の間に明確な忠誠はないと述べている」との部分に共感したのである。
しかるに、篠田氏は「「グローバル・サウス」のようなイデオロギーがかった概念」と述べて、コトバとして安易に使用するべきではない、と述べている。
>学問的な術語ではないよね
つまらない権威主義発言。
私が、言いたいことは、グローバルサウスをイデオロギー的概念として決めつけている篠田氏の姿勢は、おかしいのではないか?ということ。
学術用語であるかどうかでなく、現実の国際政治を見る上で重要な概念となっているのに、それを認めないのは、現実を直視しないに等しいというのが、私の篠田氏に対する評価。
そもそも、海外メディアも普通に使用しているではないか?例えば、「Post-Truth Politics Afflicts the Global South, Too」などとあのNYTも使用している。WaPoも同様。「Russia capitalizes on disillusionment with the United States to win sympathy in the Global South」
篠田氏がグローバルサウスを使用したくないなら、使わなければ良い。ただ、それは、ある国際政治を語る上での概念を、自分の主観で勝手に使いたくない、と宣言しているだけ。別の言い方をするなら、現実を直視していないだけ。
私は、そういう姿勢をおかしい、と評した。
篠田氏は「「グローバル・サウス」の概念を用い始め」たのは、もともと、欧米の左派系学者だと言う。だから、グローバルサウスはイデオロギー概念である、と。
さて、ともかく、以上のとおり、グローバルサウスをイデオロギー概念であると決めつけ、ホントは実態がない、と言うのが篠田氏であることは確認できた。
https://gendai.media/articles/-/109454
その上で、B層小学生の言説に戻る。
>「G7」はいまや価値の共同体といっていいが、「グローバルサウス」にはそういう共通の価値観はないよね、
では?イデオロギー概念を切り捨てておきながら、なぜ、「「G7」はいまや価値の共同体といっていい」となるのか?イデオロギーはダメなのではなかったか?
「価値の共同体」とは、まさにイデオロギー共同体を含意する。G7イデオロギーは良くて、グローバルサウスイデオロギーはダメな根拠はなにか?
それこそ、G7が「法の支配、民主主義、人権」などの基本的価値観を共有するイデオロギーの枠組みとして認められる根拠は、「「法の支配、民主主義、人権」などの基本的価値観を共有する」からだ、とでも?無意味な禅問答である。
「法の支配、民主主義、人権」の中身を問わないギロンは粗雑だし、篠田氏のギロンは上記のとおり矛盾している。篠田氏はイデオロギーのダブルスタンダードなのだ。
ハッキリ言うが、読解力が足りないのに、コメントされても困る。
「小沢」事件のやりとりの時も同様だったが、言葉の意味を知らないとか、論理的思考力が低いヒトにいくら筋道を説いても、時間のムダだ。まさに、「バカの壁」が立ちはだかる。
>どこかでかじった理想主義が忍び込んでいるのだろう
アメリカ帝国の覇権が永遠に続くことを熱望している「バカの壁」に、私は理想を語るような時間のムダをするつもりはない。
そもそもグローバルサウスは理想とは関係ない。現実だ。
>>8
>岸田との会談では、「法の支配」に基づく国際秩序を維持し、力による一方的な現状変更は認めないことで一致した。では、エジプトはグローバルサウスなのだろうか?
B層小学生の世界観は幼稚すぎる。
エジプトがグローバルサウスかどうか?そんなこと、どーでもよい。
グローバルサウスという概念に意義があるのは、「主要な発展途上国が米対ロ・中の対立の激化に巻き込まれない様にし、時に対立を自分の利益のために利用しようとしている」「ヨーロッパと東アジアの主要な米国の同盟国は、バイデンのウクライナキャンペーンを支援するために団結し、ますます多くの武器を提供し、ロシアのエネルギーから身を引き離しているが、ワシントンは他の場所で抵抗に遭遇している」ということだ。
即ち、アメリカ帝国の覇権低下と、グローバルサウスという概念が関係している、ということだ。
NATO諸国の中ですら、アメリカ帝国に従わない国が出ている。トルコ、ハンガリー、フランス。
対米自立と国益追求が多極世界の趨勢だろう。そんな世界に「法の支配、民主主義、人権」というイデオロギーは、古臭くなるのではないか?
私はそう言っている。
>>10
今日のテーマに関するあなたの文章に対する私のコメントなんです。
あなたの文章が今日のテーマに加えて別の方の文章をも対象に構成されたものあればこれからはその番号をリファーしていただきたいですね。
>>13
尚、言っておきますが、あなたやchangeさんを私は排除する気持ちは一切無いです。
あなたやchangeさんの思考と言説は自民党のかなりの部分を代表しているものだと見てますので、日本の安全保障上のリスクを算定する上で私にとっては意味のあるデータなんです。
>>9
>もっと分かりやすく言えば、物々交換することです。それだけで世界は秩序を得るのです。
ホントに同感です。ドル支配より、物々交換のほうが良いと考えます。
物々交換の貿易のほうが、アメリカ帝国の横暴、身勝手は抑え込めるでしょう。
>>15
貴殿より同意賜り、とても嬉しいです。