• このエントリーをはてなブックマークに追加

なしさん のコメント

わたしが今回のウクライナの戦争で驚いたことと予想通りのことをいえば、
イギリス、バルト3国、そして米国に常に忠実なポーランドの狂信的反露国、
はおおむね予想通り、フランスとドイツはちょっと独自路線だろうと思っていたのですが、
ブッシュのイラク攻撃にもそろって反対でしたし。

フランスの場合はマクロんの当初からの発言にもあるように予想通り。

予想を大きく外したのはドイツです。
あれほどの原理的なまでの反露、隷米とは。

ベーカーの約束のおかげで統一できたくせに、米国がそれをあっさり破り
NATO東方拡大に狂奔して、ロシアを怒らせたことを十分知っているくせに
ロシア非難の急先鋒。
ドイツ閣僚の発言はみなひどいものばかり。
そして驚いたことに米国のノルドストリーム爆破には沈黙している。
ロシアからガスが来ないのはドイツにとって破滅級の国難だが、
それでも米国に従いギリギリまで勝負するつもりのようだ。

ドイツがこんな国だったとは。
これじゃ日本とおなじじゃないか。

日本とは違って今も勝ち組国家の上位なのに。

さて、米国の対中国への難癖にドイツがど絵いう態度をとるかは
とても大きいファクターです。
なんといってもEUの盟主。

わたしが習近平にアドバイスを求められたなら、けっしてウクライナ戦争をとめないようにと。
可能な限り長引かせるようにと。
必要ならロシアを助けてNATOとEUをガタガタにするようにと言いますね。

わたしは、米国と中国との最終決戦はもう始まったと思っています。
それがこのウクライナ戦争です。

米国にとっては初めから不利な戦いでした。
ロシアをかるく叩き潰して、初めて中国にファイティングポーズが
取れたのですが。

中国は、どれだけロシアに感謝しても足りません。

米国はもしウクライナでロシアに敗れれば中国に勝つのは絶望。
No.5
19ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。