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中庸左派さん のコメント

スミマセン。誤って、ジブンのコメント、削除してしまいました。再投稿します。
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 昨日、5月4日のIndian Punchlineのテーマは「ゼレンスキー政権の運命は決まっている」だった。

 政権という意味では、ゼレンスキーは前から「全権掌握」という能力は無かったと考えられる。軍事作戦はアメリカ帝国等NATO頼み、政権運営は腐敗した官僚機構にネオナチの侵食と、およそ国家のテイを成していなかった。

 日本の主流権威筋メディアの報道ぶりに関わらず、「ロシアの敗北という西側のシナリオが嘘八百であることが明らかになり、同時に、超大国のはるかに優れた軍事力を相手にするキエフの軍事力という神話が消え去り、大きなジレンマに陥っています。ウクライナ軍は組織的に粉砕されつつある。現実には、ウクライナは開いた傷口となり、急速に壊疽を起こし、傷口を焼く時間はほとんど残されていない。」というのが現実だろう。

「しかし、キエフの政権は派閥主義が蔓延している。モスクワが降伏しない限り、ロシアとの和平交渉を嫌がり、代わりに欧米列強のコミットメントを維持するためにエスカレーションを望む強力な徒党が存在する。そして、ボリス・ジョンソンの退任後も、西側諸国には彼らの支持者がいる。

キエフの権力機構に定着している過激派集団が、ロシアの報復を誘発する下心を持ってクレムリンに向けられたこの危険な挑発行為の実行者であった可能性は十分にある。」

 ゼレンスキーのコントロールは勿論、アメリカ帝国等の統制にも服さない、跳ねっ返りが登場し始めたのではないか?

 これは、戦争の局面を変えるという見方が有力だ。

 エスカレートに向かうか?

 停戦和平が加速するのか?

 Moon of Alabamaはこのように書いた。

 「バドラクマール氏の言うように、モスクワから膝を屈する反応が出ることはないだろう。ロシアの世論は、この攻撃とそれに関与した人物に対する報復を要求している。」

 ロシアが交渉を拒むゼレンスキー政権を基本的に好ましく考えていないことは理解出来る。
 ウクライナが交渉に応じる状況が整うためのステップになるのかもしれない。しかし、ウクライナの跳ねっ返りはどう制圧するのか?

 新たな局面を注視している。
No.10
18ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。