• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

記事の結論である「核兵器時代であるから超大国間では戦争ができない」という客観的状況以外、戦争を止める力になるか疑わしい」に注意を払うべきだと思います。

法の支配は戦争抑止力になりません。むしろ孫崎さんもヒトビトも、法を徹底的に軽んじています。ここで法といっているのは、国連憲章だけでなく、ウクライナから核をとりあげたとき、ロシアも、また時期は違いますが中共も、ウクライナの安全を保障したことを指しています。

経済的相互関係も、ロシアとウクライナとが、また台湾と中共とが、経済的相互関係が非常に強かった(強い)ことを考えると、たいして戦争をおこさない保障にはなりません。

わたしはもともと日本は核武装すべきでないと考え、ゆえに、周辺国(たとえば北朝鮮)の核武装あるいは核増強に反対してきましたが、ロシアのウクライナ侵略以後、考えがまったくかわりました。あいかわらず金王朝はろくでもないとおもいますが、北朝鮮の核武装にはもう反対していません。韓国も台湾も、今後はフィリピン、インドネシア、なども、意思があれば核武装すればいいとおもいます。きっと東アジアは平和になります。

韓国の議論を注視しています。ユン大統領の訪米では、韓国は米国によって、自主核武装はもちろん、核シェアリングも否定されたといわれています。韓国は日本よりもずっと現実的に考えていますから、日米韓の枠組みなどはすでに破綻しているも同然です。

日韓の核武装に立ちはだかるのは米国ですが、かりに米国がOKでも、中共は狂ったように反対するでしょう。これが戦後レジームそのものです。
No.13
18ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。