記事へ戻る 中庸左派さん のコメント 中庸左派 決戦投票でのエルドアン勝利の前、MKバドラクマール氏はIndian Punchlineで「トルコ、エルドアン大統領支持に結集」(2023 年 5 月 17 日)を書いていた。 「もし彼が勝てば、これがエルドアンの最後の任期となる。そして、それは "レガシー・ターム "となる予定だ。エルドアンは間違いなく、トルコをエネルギー、食糧、コネクティビティ、トランジットにおける地域のハブとして変革することを目指すだろう。原子力産業、防衛産業、インフラプロジェクトなど、ロシアの参加によって飛躍的な発展を遂げることになるだろう。」 https://www.indianpunchline.com/turkiye-rallies-behind-erdogan/ 要は地域大国の非米側への一層の移動だ。エルドアンはSCOへの加盟も検討していたわけだから、親米欧野党候補の敗北に、アメリカ帝国ら西側はショックを受けたことだろう。 https://www.globaltimes.cn/page/202209/1275507.shtml 「私たちは、グローバルな舞台で本当に深く、根本的な変化が起こっているのを目の当たりにしています。ますます多くの国家が、国家主権を強化し、独立した内政・外交政策を追求し、独自の発展モデルを堅持する方向に進んでいる」とプーチンはフォーラムの参加者に語った。」(Sputnik「地球規模の舞台で起きている根本的な変化 – プーチン大統領 2023.05.24」) https://sputnikglobe.com/20230524/fundamental-changes-taking-place-in-global-arena--putin-1110565696.html ウクライナでは、アメリカ帝国らG7の実質的敗北は確定したと言ってよい。 そして、経済はどうか? 上記、記事は言う。「新しいドクトリンは、米国や他の非友好的な国家による世界情勢の支配の名残をなくし、いかなる国家も新植民地主義や覇権主義の野心を捨てることができるような条件を整えるという目標を掲げています。この文書では、米国を世界の反ロシア政策の主要な扇動者とし、モスクワを弱体化させようとするワシントンの試みに注意を喚起しています。」 そして、さらにプーチン氏発言。 「我々は、相互決済における非友好的な国の通貨の割合を減らすことに尽力しており、世界中のパートナーやユーラシア経済連合と、自国通貨への完全移行、相互決済における自国通貨の使用への到達に向けて、さらに積極的に取り組むつもりである」と述べた。」 今、中国はアメリカ帝国国債を大量に売却して、金に変えているという。国債が売却されれば、当然アメリカ帝国の金利は上がる。金利が上がれば、ますます債権価格は下って、金融機関は含み損を抱えるだろう。アメリカ帝国の金融崩壊は加速する。 https://sputnikglobe.com/20230513/china-sells-us-debt-stockpiles-gold-amid-de-dollarization-trend-1110316383.html 世界はアメリカ帝国のクビキを脱しようとしている。そうした動きがいくつも見て取れる。 しかし、日本の主流権威筋メディアは未だに世界の中心はアメリカ帝国のみかのような姿勢。そして、それを信じて疑わない多数のB層。 日本はアメリカ帝国とともに沈むのか? No.4 18ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています トルコ、インフレ、地震、厳しい選挙にもかかわらずエルドアン大統領が再選。エルドアン大統... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
中庸左派 決戦投票でのエルドアン勝利の前、MKバドラクマール氏はIndian Punchlineで「トルコ、エルドアン大統領支持に結集」(2023 年 5 月 17 日)を書いていた。 「もし彼が勝てば、これがエルドアンの最後の任期となる。そして、それは "レガシー・ターム "となる予定だ。エルドアンは間違いなく、トルコをエネルギー、食糧、コネクティビティ、トランジットにおける地域のハブとして変革することを目指すだろう。原子力産業、防衛産業、インフラプロジェクトなど、ロシアの参加によって飛躍的な発展を遂げることになるだろう。」 https://www.indianpunchline.com/turkiye-rallies-behind-erdogan/ 要は地域大国の非米側への一層の移動だ。エルドアンはSCOへの加盟も検討していたわけだから、親米欧野党候補の敗北に、アメリカ帝国ら西側はショックを受けたことだろう。 https://www.globaltimes.cn/page/202209/1275507.shtml 「私たちは、グローバルな舞台で本当に深く、根本的な変化が起こっているのを目の当たりにしています。ますます多くの国家が、国家主権を強化し、独立した内政・外交政策を追求し、独自の発展モデルを堅持する方向に進んでいる」とプーチンはフォーラムの参加者に語った。」(Sputnik「地球規模の舞台で起きている根本的な変化 – プーチン大統領 2023.05.24」) https://sputnikglobe.com/20230524/fundamental-changes-taking-place-in-global-arena--putin-1110565696.html ウクライナでは、アメリカ帝国らG7の実質的敗北は確定したと言ってよい。 そして、経済はどうか? 上記、記事は言う。「新しいドクトリンは、米国や他の非友好的な国家による世界情勢の支配の名残をなくし、いかなる国家も新植民地主義や覇権主義の野心を捨てることができるような条件を整えるという目標を掲げています。この文書では、米国を世界の反ロシア政策の主要な扇動者とし、モスクワを弱体化させようとするワシントンの試みに注意を喚起しています。」 そして、さらにプーチン氏発言。 「我々は、相互決済における非友好的な国の通貨の割合を減らすことに尽力しており、世界中のパートナーやユーラシア経済連合と、自国通貨への完全移行、相互決済における自国通貨の使用への到達に向けて、さらに積極的に取り組むつもりである」と述べた。」 今、中国はアメリカ帝国国債を大量に売却して、金に変えているという。国債が売却されれば、当然アメリカ帝国の金利は上がる。金利が上がれば、ますます債権価格は下って、金融機関は含み損を抱えるだろう。アメリカ帝国の金融崩壊は加速する。 https://sputnikglobe.com/20230513/china-sells-us-debt-stockpiles-gold-amid-de-dollarization-trend-1110316383.html 世界はアメリカ帝国のクビキを脱しようとしている。そうした動きがいくつも見て取れる。 しかし、日本の主流権威筋メディアは未だに世界の中心はアメリカ帝国のみかのような姿勢。そして、それを信じて疑わない多数のB層。 日本はアメリカ帝国とともに沈むのか? No.4 18ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています トルコ、インフレ、地震、厳しい選挙にもかかわらずエルドアン大統領が再選。エルドアン大統... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
「もし彼が勝てば、これがエルドアンの最後の任期となる。そして、それは "レガシー・ターム "となる予定だ。エルドアンは間違いなく、トルコをエネルギー、食糧、コネクティビティ、トランジットにおける地域のハブとして変革することを目指すだろう。原子力産業、防衛産業、インフラプロジェクトなど、ロシアの参加によって飛躍的な発展を遂げることになるだろう。」
https://www.indianpunchline.com/turkiye-rallies-behind-erdogan/
要は地域大国の非米側への一層の移動だ。エルドアンはSCOへの加盟も検討していたわけだから、親米欧野党候補の敗北に、アメリカ帝国ら西側はショックを受けたことだろう。
https://www.globaltimes.cn/page/202209/1275507.shtml
「私たちは、グローバルな舞台で本当に深く、根本的な変化が起こっているのを目の当たりにしています。ますます多くの国家が、国家主権を強化し、独立した内政・外交政策を追求し、独自の発展モデルを堅持する方向に進んでいる」とプーチンはフォーラムの参加者に語った。」(Sputnik「地球規模の舞台で起きている根本的な変化 – プーチン大統領
2023.05.24」)
https://sputnikglobe.com/20230524/fundamental-changes-taking-place-in-global-arena--putin-1110565696.html
ウクライナでは、アメリカ帝国らG7の実質的敗北は確定したと言ってよい。
そして、経済はどうか?
上記、記事は言う。「新しいドクトリンは、米国や他の非友好的な国家による世界情勢の支配の名残をなくし、いかなる国家も新植民地主義や覇権主義の野心を捨てることができるような条件を整えるという目標を掲げています。この文書では、米国を世界の反ロシア政策の主要な扇動者とし、モスクワを弱体化させようとするワシントンの試みに注意を喚起しています。」
そして、さらにプーチン氏発言。
「我々は、相互決済における非友好的な国の通貨の割合を減らすことに尽力しており、世界中のパートナーやユーラシア経済連合と、自国通貨への完全移行、相互決済における自国通貨の使用への到達に向けて、さらに積極的に取り組むつもりである」と述べた。」
今、中国はアメリカ帝国国債を大量に売却して、金に変えているという。国債が売却されれば、当然アメリカ帝国の金利は上がる。金利が上がれば、ますます債権価格は下って、金融機関は含み損を抱えるだろう。アメリカ帝国の金融崩壊は加速する。
https://sputnikglobe.com/20230513/china-sells-us-debt-stockpiles-gold-amid-de-dollarization-trend-1110316383.html
世界はアメリカ帝国のクビキを脱しようとしている。そうした動きがいくつも見て取れる。
しかし、日本の主流権威筋メディアは未だに世界の中心はアメリカ帝国のみかのような姿勢。そして、それを信じて疑わない多数のB層。
日本はアメリカ帝国とともに沈むのか?
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