記事へ戻る p_fさん のコメント p_f 採り上げ恐縮です。TWTR:日経「偽ニュースに弱い日本」「監視体制の整備急務」...情報コントロールしようとする怖い流れ━これにも関連する記事がロシア・トゥデイに出ていました- 1 Jun, 2023 米国の軍産複合体はいかにしてシンクタンクを利用してEUの政策決定を乗っ取ってきたか https://www.rt.com/news/577306-the-think-tank-racket/ 勧告を装ったこれらの組織は、実際にはロビー団体として活動している―そしてその影響力は拡大している- グレン・ディーセン記 ノルウェー南東部大学教授/「Russia in Global Affairs」誌編集者 ハンガリーの法務大臣ユディット・ヴァルガは、欧州連合(EU)が歴史の躓きの傍観者となり、市民の課題を解決することが益々できなくなっていると警告した。ヴァルガ氏は、この不調の一因は政治的リーダーシップの欠如にあると指摘する。ヴァルガ氏は、EUはシンクタンクや非政府組織(NGO)によって運営されており、それがEUのあり方を決定していると考えている。一方、アイルランドのクレア・デイリー議員も、最近EU議会で、「連日ここを練り歩く安全保障分野のシンクタンクが、被害妄想的な想像力」によって、「最も薄弱な証拠」だけが根拠であろうと、政策を決定することができると述べている。 NGOは、様々な国家の市民社会で影響力を得るための手段として、長い間利用されてきた。米国は、秘密工作の仲介者を育成する革新的存在であり続けてきたが、米国はそうした者達に資金を提供し、保護し、彼らは多くの場合、米政府と繋がっている。やがてEUも、やり方は違えど、主に欧州自体に焦点を当てた同じ手法を採用した。その結果、国家が資金を提供するNGOが西側の政策を操作することが多くなった。 シンクタンクやNGOがEUの政策決定に対する影響力を増すにつれ、疑問が湧いてくる:政治的リーダーシップをこれらの団体に委ねることは、どのような結果をもたらすのか? ■政策決定を民営化する「アングロサクソン」モデルを採用する シンクタンクは、古典的な意味で機能していれば、専門知識を提供し、多様な利害を代表し、特定の目的を提唱することによって、政策決定プロセスにおいて重要な役割を果たすことができる。世界が益々複雑化する中、政治家は様々な複雑なテーマについて意思決定を行わなければならないが、その知識は限られていることが多い。選挙で選ばれたリーダーが、政策立案のあらゆる分野で十分な専門知識と深い理解を持っていると期待するのは、非現実的としか言いようがない。 しかし、シンクタンクやNGOの専門知識に益々依存することで、権力は選挙で選ばれた議員からロビイストや権利擁護団体と呼ばれる人たちへとシフトしている。EUがシンクタンクの管理/運営上「アングロサクソン」モデルを模倣する際には、その弱点と結果を探ることも必要である。 米国では、シンクタンクが政策立案者や国民に絶大な影響力を持つようになった。シンクタンクは政治家に研究報告や分析を提供し、政治家はそれを基に意思決定を行う。シンクタンクはまた、回転ドア方式で政府から外れた政治家の控え室として機能し、自分たちの「仲間」をワシントンの最高ポストに就かせることができる。シンクタンクはまた、議会の公聴会に分析を提供し、専門家の意見としてメディアを席巻している。その結果、シンクタンクは政治権力の重要な中心となっている。 シンクタンクの力が増大するにつれ、「誰が、何故、シンクタンクに資金を提供しているのか」という疑問が湧いてくる。米国のシンクタンクは、リベラル派も保守派も、軍需産業から資金を得ていることが圧倒的に多い。これは、米国の軍産複合体がいかに強大であるかということと関係している。 その結果、ワシントンの政治的偏向が極度に進んでいるにも拘わらず、殆どの問題の解決策として戦争が超党派で支持されるのは、このビジネスが両政党に賭けているからである。米国の外交政策を非軍事化し、軍事予算を削減するという選択肢は、このように益々民主主義のコントロールから外れていくことになる。ドワイト・アイゼンハワー大統領は、1961年1月の告別演説で、「軍産複合体」の侵入的な影響力に対して警告を発した。アイゼンハワーは当初「軍産議会複合体」という言葉を使ったが、議会を辱め、刺激することを避けるために修正した。 ニューヨーク・タイムズ紙のいくつかの調査により、シンクタンク産業が過去数十年の間に巨大化し、アクセスと影響力を売り物にするビジネスモデルで政治を腐敗させていることが明らかになった。ウィルソン・センターのマシュー・ロジャンスキー所長は、シンクタンクが単に市場原理の作用として「権利擁護団体、あるいは別名ロビイストにさえなっている」と警鐘を鳴らした。「政党が望んでいるのは、忠実な宣伝マンであって、学問に固執した、くだらない取り巻き連中ではない。一方、潜在的な献金者の方は、ベテランの狙撃手が的確なタイミングで的確に政策弾を発射してくれることを望んでいる」。シンクタンクはその後、社会のあらゆる側面が市場の付属物となった超資本主義の症候となった。現在では、政治的影響力さえもこのように規制され、シンクタンクはその重要な構成要素となっている。 ■欧州の安全保障とシンクタンクへの支配権の委譲 こうした軍事資金がバックアップするシンクタンクもEUに強力に参入しているが、欧州のNGOは伝統的に米国のNGOよりも政府の資金に依存してきた。 しかし、欧州における安全保障と軍事問題の関連性が高まるにつれ、軍需産業が進出してきた。 ロシアゲート時代、NATO系シンクタンクはロシアの干渉に対抗するという名目でEU内での影響力を強化した。デイリー議員は、「大西洋主義者とNATOのシンクタンクに権限が与えられ、これらが紛争から恩恵を受けるという利益のためにロビー活動を行っていることは、欧州連合の民主的プロセスに対する外国の干渉を調査し対処することを目的とした委員会にとっては痛烈な皮肉である」と指摘した。 EUがロシアとの軍事的緊張の長期化に備える中で、より多くの政治的権力がシンクタンクに移譲されることになるだろう。従って、EUにおける政治的リーダーシップの不在に対する懸念は、今後数年間、より一般的なテーマとなるであろう。 No.5 17ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 転載・日刊ゲンダイ、孫崎享「今もなお続く1957年砂川事件の意味 今日の台湾問題に該当する... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
p_f 採り上げ恐縮です。TWTR:日経「偽ニュースに弱い日本」「監視体制の整備急務」...情報コントロールしようとする怖い流れ━これにも関連する記事がロシア・トゥデイに出ていました- 1 Jun, 2023 米国の軍産複合体はいかにしてシンクタンクを利用してEUの政策決定を乗っ取ってきたか https://www.rt.com/news/577306-the-think-tank-racket/ 勧告を装ったこれらの組織は、実際にはロビー団体として活動している―そしてその影響力は拡大している- グレン・ディーセン記 ノルウェー南東部大学教授/「Russia in Global Affairs」誌編集者 ハンガリーの法務大臣ユディット・ヴァルガは、欧州連合(EU)が歴史の躓きの傍観者となり、市民の課題を解決することが益々できなくなっていると警告した。ヴァルガ氏は、この不調の一因は政治的リーダーシップの欠如にあると指摘する。ヴァルガ氏は、EUはシンクタンクや非政府組織(NGO)によって運営されており、それがEUのあり方を決定していると考えている。一方、アイルランドのクレア・デイリー議員も、最近EU議会で、「連日ここを練り歩く安全保障分野のシンクタンクが、被害妄想的な想像力」によって、「最も薄弱な証拠」だけが根拠であろうと、政策を決定することができると述べている。 NGOは、様々な国家の市民社会で影響力を得るための手段として、長い間利用されてきた。米国は、秘密工作の仲介者を育成する革新的存在であり続けてきたが、米国はそうした者達に資金を提供し、保護し、彼らは多くの場合、米政府と繋がっている。やがてEUも、やり方は違えど、主に欧州自体に焦点を当てた同じ手法を採用した。その結果、国家が資金を提供するNGOが西側の政策を操作することが多くなった。 シンクタンクやNGOがEUの政策決定に対する影響力を増すにつれ、疑問が湧いてくる:政治的リーダーシップをこれらの団体に委ねることは、どのような結果をもたらすのか? ■政策決定を民営化する「アングロサクソン」モデルを採用する シンクタンクは、古典的な意味で機能していれば、専門知識を提供し、多様な利害を代表し、特定の目的を提唱することによって、政策決定プロセスにおいて重要な役割を果たすことができる。世界が益々複雑化する中、政治家は様々な複雑なテーマについて意思決定を行わなければならないが、その知識は限られていることが多い。選挙で選ばれたリーダーが、政策立案のあらゆる分野で十分な専門知識と深い理解を持っていると期待するのは、非現実的としか言いようがない。 しかし、シンクタンクやNGOの専門知識に益々依存することで、権力は選挙で選ばれた議員からロビイストや権利擁護団体と呼ばれる人たちへとシフトしている。EUがシンクタンクの管理/運営上「アングロサクソン」モデルを模倣する際には、その弱点と結果を探ることも必要である。 米国では、シンクタンクが政策立案者や国民に絶大な影響力を持つようになった。シンクタンクは政治家に研究報告や分析を提供し、政治家はそれを基に意思決定を行う。シンクタンクはまた、回転ドア方式で政府から外れた政治家の控え室として機能し、自分たちの「仲間」をワシントンの最高ポストに就かせることができる。シンクタンクはまた、議会の公聴会に分析を提供し、専門家の意見としてメディアを席巻している。その結果、シンクタンクは政治権力の重要な中心となっている。 シンクタンクの力が増大するにつれ、「誰が、何故、シンクタンクに資金を提供しているのか」という疑問が湧いてくる。米国のシンクタンクは、リベラル派も保守派も、軍需産業から資金を得ていることが圧倒的に多い。これは、米国の軍産複合体がいかに強大であるかということと関係している。 その結果、ワシントンの政治的偏向が極度に進んでいるにも拘わらず、殆どの問題の解決策として戦争が超党派で支持されるのは、このビジネスが両政党に賭けているからである。米国の外交政策を非軍事化し、軍事予算を削減するという選択肢は、このように益々民主主義のコントロールから外れていくことになる。ドワイト・アイゼンハワー大統領は、1961年1月の告別演説で、「軍産複合体」の侵入的な影響力に対して警告を発した。アイゼンハワーは当初「軍産議会複合体」という言葉を使ったが、議会を辱め、刺激することを避けるために修正した。 ニューヨーク・タイムズ紙のいくつかの調査により、シンクタンク産業が過去数十年の間に巨大化し、アクセスと影響力を売り物にするビジネスモデルで政治を腐敗させていることが明らかになった。ウィルソン・センターのマシュー・ロジャンスキー所長は、シンクタンクが単に市場原理の作用として「権利擁護団体、あるいは別名ロビイストにさえなっている」と警鐘を鳴らした。「政党が望んでいるのは、忠実な宣伝マンであって、学問に固執した、くだらない取り巻き連中ではない。一方、潜在的な献金者の方は、ベテランの狙撃手が的確なタイミングで的確に政策弾を発射してくれることを望んでいる」。シンクタンクはその後、社会のあらゆる側面が市場の付属物となった超資本主義の症候となった。現在では、政治的影響力さえもこのように規制され、シンクタンクはその重要な構成要素となっている。 ■欧州の安全保障とシンクタンクへの支配権の委譲 こうした軍事資金がバックアップするシンクタンクもEUに強力に参入しているが、欧州のNGOは伝統的に米国のNGOよりも政府の資金に依存してきた。 しかし、欧州における安全保障と軍事問題の関連性が高まるにつれ、軍需産業が進出してきた。 ロシアゲート時代、NATO系シンクタンクはロシアの干渉に対抗するという名目でEU内での影響力を強化した。デイリー議員は、「大西洋主義者とNATOのシンクタンクに権限が与えられ、これらが紛争から恩恵を受けるという利益のためにロビー活動を行っていることは、欧州連合の民主的プロセスに対する外国の干渉を調査し対処することを目的とした委員会にとっては痛烈な皮肉である」と指摘した。 EUがロシアとの軍事的緊張の長期化に備える中で、より多くの政治的権力がシンクタンクに移譲されることになるだろう。従って、EUにおける政治的リーダーシップの不在に対する懸念は、今後数年間、より一般的なテーマとなるであろう。 No.5 17ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 転載・日刊ゲンダイ、孫崎享「今もなお続く1957年砂川事件の意味 今日の台湾問題に該当する... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
1 Jun, 2023
米国の軍産複合体はいかにしてシンクタンクを利用してEUの政策決定を乗っ取ってきたか
https://www.rt.com/news/577306-the-think-tank-racket/
勧告を装ったこれらの組織は、実際にはロビー団体として活動している―そしてその影響力は拡大している-
グレン・ディーセン記
ノルウェー南東部大学教授/「Russia in Global Affairs」誌編集者
ハンガリーの法務大臣ユディット・ヴァルガは、欧州連合(EU)が歴史の躓きの傍観者となり、市民の課題を解決することが益々できなくなっていると警告した。ヴァルガ氏は、この不調の一因は政治的リーダーシップの欠如にあると指摘する。ヴァルガ氏は、EUはシンクタンクや非政府組織(NGO)によって運営されており、それがEUのあり方を決定していると考えている。一方、アイルランドのクレア・デイリー議員も、最近EU議会で、「連日ここを練り歩く安全保障分野のシンクタンクが、被害妄想的な想像力」によって、「最も薄弱な証拠」だけが根拠であろうと、政策を決定することができると述べている。
NGOは、様々な国家の市民社会で影響力を得るための手段として、長い間利用されてきた。米国は、秘密工作の仲介者を育成する革新的存在であり続けてきたが、米国はそうした者達に資金を提供し、保護し、彼らは多くの場合、米政府と繋がっている。やがてEUも、やり方は違えど、主に欧州自体に焦点を当てた同じ手法を採用した。その結果、国家が資金を提供するNGOが西側の政策を操作することが多くなった。
シンクタンクやNGOがEUの政策決定に対する影響力を増すにつれ、疑問が湧いてくる:政治的リーダーシップをこれらの団体に委ねることは、どのような結果をもたらすのか?
■政策決定を民営化する「アングロサクソン」モデルを採用する
シンクタンクは、古典的な意味で機能していれば、専門知識を提供し、多様な利害を代表し、特定の目的を提唱することによって、政策決定プロセスにおいて重要な役割を果たすことができる。世界が益々複雑化する中、政治家は様々な複雑なテーマについて意思決定を行わなければならないが、その知識は限られていることが多い。選挙で選ばれたリーダーが、政策立案のあらゆる分野で十分な専門知識と深い理解を持っていると期待するのは、非現実的としか言いようがない。
しかし、シンクタンクやNGOの専門知識に益々依存することで、権力は選挙で選ばれた議員からロビイストや権利擁護団体と呼ばれる人たちへとシフトしている。EUがシンクタンクの管理/運営上「アングロサクソン」モデルを模倣する際には、その弱点と結果を探ることも必要である。
米国では、シンクタンクが政策立案者や国民に絶大な影響力を持つようになった。シンクタンクは政治家に研究報告や分析を提供し、政治家はそれを基に意思決定を行う。シンクタンクはまた、回転ドア方式で政府から外れた政治家の控え室として機能し、自分たちの「仲間」をワシントンの最高ポストに就かせることができる。シンクタンクはまた、議会の公聴会に分析を提供し、専門家の意見としてメディアを席巻している。その結果、シンクタンクは政治権力の重要な中心となっている。
シンクタンクの力が増大するにつれ、「誰が、何故、シンクタンクに資金を提供しているのか」という疑問が湧いてくる。米国のシンクタンクは、リベラル派も保守派も、軍需産業から資金を得ていることが圧倒的に多い。これは、米国の軍産複合体がいかに強大であるかということと関係している。 その結果、ワシントンの政治的偏向が極度に進んでいるにも拘わらず、殆どの問題の解決策として戦争が超党派で支持されるのは、このビジネスが両政党に賭けているからである。米国の外交政策を非軍事化し、軍事予算を削減するという選択肢は、このように益々民主主義のコントロールから外れていくことになる。ドワイト・アイゼンハワー大統領は、1961年1月の告別演説で、「軍産複合体」の侵入的な影響力に対して警告を発した。アイゼンハワーは当初「軍産議会複合体」という言葉を使ったが、議会を辱め、刺激することを避けるために修正した。
ニューヨーク・タイムズ紙のいくつかの調査により、シンクタンク産業が過去数十年の間に巨大化し、アクセスと影響力を売り物にするビジネスモデルで政治を腐敗させていることが明らかになった。ウィルソン・センターのマシュー・ロジャンスキー所長は、シンクタンクが単に市場原理の作用として「権利擁護団体、あるいは別名ロビイストにさえなっている」と警鐘を鳴らした。「政党が望んでいるのは、忠実な宣伝マンであって、学問に固執した、くだらない取り巻き連中ではない。一方、潜在的な献金者の方は、ベテランの狙撃手が的確なタイミングで的確に政策弾を発射してくれることを望んでいる」。シンクタンクはその後、社会のあらゆる側面が市場の付属物となった超資本主義の症候となった。現在では、政治的影響力さえもこのように規制され、シンクタンクはその重要な構成要素となっている。
■欧州の安全保障とシンクタンクへの支配権の委譲
こうした軍事資金がバックアップするシンクタンクもEUに強力に参入しているが、欧州のNGOは伝統的に米国のNGOよりも政府の資金に依存してきた。 しかし、欧州における安全保障と軍事問題の関連性が高まるにつれ、軍需産業が進出してきた。 ロシアゲート時代、NATO系シンクタンクはロシアの干渉に対抗するという名目でEU内での影響力を強化した。デイリー議員は、「大西洋主義者とNATOのシンクタンクに権限が与えられ、これらが紛争から恩恵を受けるという利益のためにロビー活動を行っていることは、欧州連合の民主的プロセスに対する外国の干渉を調査し対処することを目的とした委員会にとっては痛烈な皮肉である」と指摘した。
EUがロシアとの軍事的緊張の長期化に備える中で、より多くの政治的権力がシンクタンクに移譲されることになるだろう。従って、EUにおける政治的リーダーシップの不在に対する懸念は、今後数年間、より一般的なテーマとなるであろう。
Post