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りゃんさん のコメント

フレデイさんが「毒ワクチン」の中心人物と目しているビル・ゲイツが習近平に大歓待された前には、スターリンクをウクライナに無償提供しているイーロン・マスクもまた中共で厚遇された。その上で、ブリンケンを前に習近平が訓示を垂れているビデオを公開した。見方はさまざまだろうが、わたしには虚勢をはっているようにしか見えなかった。

ゲイツやマスクの件は、前から言ってるように、中共がいかに深層においてネオコンあるいは米国経済界(あえてDSとは言わないが)とズブズブであるかを示しているとおもうのだが、そういうことを率直にみるなら、どうして中共が「プーチン的なロシア」とともに米国を打ち負かして世界の覇権をとれるなどと思えるのか、心底不思議だ。ゲイツやマスクが中共国民になるなら話はべつだろうが、それでも「プーチン的なロシア」との相性の悪さは明白だとおもうのだが。

付け加えるなら、中共流のグローバリズムである一帯一路では、しばらく前に新聞記事を引用したように、多くの国にGDPの10%を超える債務を負わせ、その後始末もろくにできず、中共本国では不動産バブル崩壊の影響がまだまだ先が知れない。

一方で、G7各国は、広島サミットの共同声明で確認された「デリスキング」路線を当面追求するのであろう。ひところロシア側と目されたルラも、ロシアからの招待には応じず、一方、もうすぐ訪仏する。それとともに、孫崎さんの記事にとりあげられることもなくなった。

「デリスキング」路線がいつまで続くかは、中共次第であろう。
No.10
17ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。