• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

国際政治に言及する場合、歴史を振り返ることは欠かせないと私は日頃考えてます。現代の日本人、米国人は学者から大衆にいたるまで歴史を知らないのです。従って、両国人の中国に対する振る舞いが小学校の弱い者いじめと同質のものになっているのです。もっと悪いことに、両国人はそのことにも気が付かないほど幼稚化し劣化してしまっているのです。

現代中国は、辛亥革命以降、中国民族の何世代もの血と汗で作り上げられたもので、今じゃ、外部の破壊工作で潰されるような軟な構造体ではなくなっているのです。

米のバイデンたちはこのまま進めば米帝の核をなす金融独裁体制そのものが中国により修正をよぎなくされると恐れをなし、出来るだけ早くNATO軍と在日米軍を合体させて、中露に敵対させて、場合によっては、日本の焦土化作戦で中国をひるます、てなことを考えていると観なくてはなりません。このストラテジーは実に古典的な発想ではありますが、米建国以来それを規範として膨張して来たから今更抜け出すことが出来ないのです。

マクロンを代表とする欧州の「知性?」はウクライナ戦争を通じて米国の腹を底を知ったのでしょう。彼らはもうこれ以上米帝には騙されない。このタイミングで好都合にも岸田体制が誕生ました。バイデンはウクライナ戦線では敗色濃厚。日本列島戦線を対中露向けて立ち上げたい。喧嘩でよくある話です。日本もノモンハンで敗北した牟田口をインパル作戦で再活用しました。この故事をバイデンは知る訳はない。だが、NATO軍と在日米軍が中国海で海戦を行うことは大いに考えられることではないですか。

ただ、列島は一色ではない。沖縄県が立ち上がりました。私はこの県に望みをかけたい。この県の強みは琉球王国の歴史を知っていることです。
No.3
17ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。