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p_fさん のコメント

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p_f
ティモフェイ・ボルダチェフ氏はロシア・トゥデイを見るようになって初めて知った人だが、いつも悠然と構えて図星を突く感がある。「あーあ、言っちゃった」である。

> キエフをNATOに招待するというワシントンの本気の動きは、ロシアと直接軍事衝突する用意があることを意味する。

即ち、米露「全面核戦争」危機の再来だ。今の米大統領はJFKでない。JFKを葬り去った勢力がバイデンを操っている。
ボルダチェフ氏は以前 次のように言っていた-

「人類の歴史上、政治家が専門家の意見に耳を傾けたことは一度もない。そして、今日もそれが変わる気配はない」

つまり、「米国がほぼ確実にウクライナのNATO加盟を許さない」とは、いくら今の米国でも、そこまでバカでないだろうとの思いから発せられた断固たる警告であろう。

> しかし当初、ロシアには抵抗する体力がなかった。

これを立て直したのがプーチンであり、それ故の支持率8割もウソでないだろう。

> NATOへの加盟は、国家主権と支配エリートによる無期限の権力保持との交換である。これが、あらゆる政治政権がブロックに参加したいという願望の秘密だ。

イヌ、サル、キジ(支配エリート)が、家来になること(国家主権の放棄)と引き換えに、桃太郎(米国)からキビだんご(無期限の権力保持)を与えられる━これである。

> この意味で、西ヨーロッパはますますラテンアメリカに似てきた。

元記事には、「ラ米では、国民の生活の質が酷かろうが、エリート層にとっては痛くも痒くもない」と読める一文もあった。そうして-

> 国内や経済の失敗にもかかわらず、「不滅」の可能性を彼らに与える。

まさにキシダ、デマ太郎がこれを地で行ってるでないか。キシダが支持率ゼロだろうが、ヘラヘラしていられる理由がここにある。「コロナワクチン」デマを始めとし、クズ、カスの極みでしかないデマ太郎が、「首相にしたい人―第1位」なる奇怪な情報が出回るのも同じ理由だ。連中はとっくの昔に「桃太郎」の忠実な家来―正真正銘の売国奴―に成り下がっているのである。以下、関連記述@「戦後史の正体」-

「私は日本国民に対して、事実上無制限の権力をもっていた。歴史上いかなる植民地総督も征服者も、私が日本国民に対してもったほどの権力をもったことはなかった」
「軍事占領というものは、どうしても一方はドレイ〔奴隷〕になり、他方はその主人の役を演じ始めるものだ」(『マッカーサー回想記』朝日新聞社)
天皇も総理大臣も、マッカーサーからみれば「奴隷」なのです。つまり自主的には判断ができない存在です。

しかし「奴隷」だからといって、イコール悲惨な生活ということにはなりません。奴隷は財産です。しっかり働いてもらわなければならないので、虐待されるとはかぎりません。古代ギリシアでも一九世紀の米国でも、財産である奴隷が大事にされるケースは数多くありました。一方、主人に嫌われれば命をなくすのもドレイの宿命です。運命は御主人様しだいなのです。

さらにいえば、奴隷には上級奴隷(日本人支配層) と下級奴隷(一般市民)が存在し、前者が後者を支配するという構図が存在します。
吉田首相は、上級奴隷が下級奴隷に対して尊大に接する様子を、一般の人びと相手によく演じていました。しかし、夜陰にまぎれ、帝国ホテルにこっそりとしのびこんで、主人であるウィロビーと会っていた姿は国民にはみせていません。かろうじて犬丸徹三・帝国ホテル社長のような人が見ているだけです。

トルーマン大統領は次のように書いています。
「マサチューセッツ工科大学の総長コンプトン博士は、〔日本から〕帰国したあとホワイトハウスに来て私に説明した。彼にまとめてもらった覚書は次のとおりである。
日本は事実上、軍人をボスとする封建組織のなかの奴隷国であった。
そこで一般の人は、一方のボスのもとから他方のボス、すなわち現在のわが占領軍のもとに切りかわったわけである。彼ら多くの者〔にとって〕はこの切りかえは、新しい政権のもとに生計が保たれていければ、別に大したことではないのである」(『トルーマン回顧録』)

■思えば吉田首相は、占領下の首相に実にふさわしい人物でした

日本人指導者が米国人に従属する構図は、米国人からはよく見えます。ですから米国人は日本人に対して奴隷という言葉を使います。しかし日本の一般の人たちにはその姿が見えないのです。
そのため日本人のなかに錯覚が生まれてしまうのです。
No.3
16ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。