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中庸左派さん のコメント

 ウクライナのオレクシー・レズニコウ国防相の解任は、西側主流権威筋メディアでは、汚職問題が原因での刷新だと言う説明になっているが、実際はどうだか?

https://www.bbc.com/news/world-europe-66702893

 ウクライナの反攻が失敗したのは確定である。

https://bigserge.substack.com/p/escaping-attrition-ukraine-rolls

https://www.moonofalabama.org/2023/08/ukraine-sitrep-topography-shapes-the-battle-field-abysmal-medical-service-causes-death.html

https://www.moonofalabama.org/2023/08/ukraine-sitrep-us-to-prolong-its-proxy-war.html

 その責任もとらされたのではないか?

 このレズニコウはNATO諸国からの武器支援の取り付けでは、非常に貢献したとの評価である。

 だが、この男の武器支援取り付けの謳い文句は、「ウクライナは、より強力な国家がロシア軍との現実の戦闘で武器を証明する舞台となることを望んでいる。」であった。

 この男によると、ウクライナは本質的に「武器の実験場」だそうである。

 どうぞ、ウクライナを武器の見本市にしてみましょう。さぁ、さぁ、よってらっしゃい、見てらっしゃい、ウクライナ人の命を差し出して、武器展示会を開催しまーす!!みたいなおぞましい光景が浮かぶ。

https://www.thedrive.com/the-war-zone/ukraine-situation-report-defense-chief-wants-advanced-weapons-testing-against-russians

 私にはコイツはほとんど悪魔としか思えない。

 自国民の、まさに命を差し出して、武器の見本市だか、実験場だかにして、武器支援をむしり取ろうという心性を心底嫌悪する。

 ウクライナでは、徴兵逃れも横行しているという。当然だろう。

 愛国心のような美名の下に、その実、武器見本市のために戦場で命をかけさせられるなど、私ならまっぴらゴメンだ。私なら、そんなことのために、若者たちの命を差し出すなど、ゼッタイに許すことは出来ない。

 また、レズニコウはこんなことも言っている。「ウクライナは「NATO任務」のために血を流している」

https://news.antiwar.com/2023/01/11/ukraine-is-shedding-blood-for-nato-mission-ukrainian-defense-minister/

 事実とは言え、身も蓋もないことを言うものだ。

 アメリカ帝国NATOとロシアとの代理戦争の捨て駒がウクライナで、ロシアを追い出すことも出来ない単なる武器の見本市状態なら、ウクライナ人は一体なんのために戦っているのか?

 寺山修司の境涯と、わたしのそれは違うとは思うが、ウクライナ戦争の本質を考えるにつけ、わたしは「身捨つるほどの祖国はありや」というフレーズが脳裏をよぎるのである。

 それと、愛国心は盗っ人の最後の隠れ蓑、というフレーズがあったように思う。誰のコトバだったか、スッカリ忘れてしまった。
No.8
13ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。