孫崎享のつぶやき
ウクライナ国防相を交代。後任のウメロフ氏はタタール系、元投資銀行家。ロシアとの穀物交渉に従事。戦争の真最中、非軍人の国防相就任は通常は不可思議。主要理由は汚職関連。米国で対ウ軍事援助制限の動き。その論拠がウ軍汚職、米国先週汚職撲滅に向けウ高官3人と会談。
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コメント
コメントを書くこの戦争の中で、中国の意向を受けたロシアとウクライナの意向を受けた米国が、ロシアで和平停戦に向けた話し合いを続けているのでしょう。
ウクライナは、11個師団を投入してトクマクにむけた第一部防衛線を突破したことが大きな収穫となり、従来からゼレンスキー大統領が、国防省に「軍や社会全体と交流する新しいアプローチや他の形式が必要」と述べていたことが、現実化したということではないか。
ウクライナトップは、3日「南部ロシア第一防衛線を突破した、また、ロシアに一時占領された地域の50%がすでに解放された」と発表している。
レズニコフ氏は駐英大使転進をメディアが報道しており、どの時点で米国が割って入るかわからないが、和平停戦に向けた流れの中における一つの儀式ではないか。そうであってほしいと考えている。
RT 4 Sep, 2023
ウクライナ、紛争に1日1億ドル支出-国防相
https://www.rt.com/russia/582360-ukraine-conflict-spending-revealed/
アレクセイ・レズニコフ国防相は、ウクライナ紛争中、戦争物資の3%程度しかボランティアは提供していないと述べ、汚職疑惑を否定した-
ウクライナのアレクセイ・レズニコフ国防相は、キエフはロシアとの紛争に1日約1億ドルを費やしていると述べた。レズニコフ国防相は、月曜日に発表された国営メディア「ウクルインフォルム通信」とのインタビューで、汚職疑惑を否定し、在任中の国防省の調達政策を擁護する発言をした。
レズニコフ氏はまた、国の軍隊はボランティアやクラウドファンディングによって主に資金が賄われてきたという主張を否定し、政府が紛争のために毎日約1億ドルを費やしてきたことを考えると、そのような見方は単に「不公平」だと述べた。
「私は軍の物資に費やされた予算を全て知っている。ボランティアから提供されたものも、国から正式に提供されたものもだ。2022年2月24日から今日までのボランティアからの物資は、戦争に使われた全ての物資の3%だと言える」とレズニコフは述べた。
レズニコフ氏は、軍を巡る汚職スキャンダルや、批判者たちが熱心に貼る「レッテル」のせいで、実業家たちは既に国防省との協力から遠ざかっていると主張した。
「私は日常的に大規模な団体と会い、彼らのフォーラムで話をするが、彼らはこう言う:国防省や他の国家機関と契約を結ぶのは快適ではない、何故なら法執行機関は直ぐに我々を妨害し、我々の口座を差し押さえ始めるからだ」と大臣は述べた。
「何処を見ても、誰もが腐敗しており、まともな人間は何処の世にも存在しない」と彼は付け加え、国防省 批判者たちは皆、自らの活動を、省内の「背後にいる裏切り者」や「腐敗者」に対する「撲滅運動」だと考えていることを示唆した。
退任する大臣は、ロシアとウクライナの紛争が勃発する直前の2021年11月に就任した。彼の在任中は複数の汚職スキャンダルに見舞われ、同省は軍から装備品や食料品を異常な高値で調達していたと繰り返し非難されてきた。
レズニコフ氏のインタビューは、ゼレンスキー大統領が日曜日にレズニコフ氏を解任し、ウクライナ国有財産基金の現トップであるルステム・ウメロフ氏を後任に据える計画を発表した後に行われた。
大統領はこの決定を説明し、国防省は「軍や社会全体との新しいアプローチと新しい交流の形式が必要だ」と述べた。月曜日、レズニコフ氏は正式に辞意を表明し、ウクライナ議会はこれを審議し、ウメロフ氏の立候補を決定することになっている。
ウクライナの最善手は中立です。小学生にも分かることです。ゼレンスキーはそのことは分かっている筈です。でも彼は出来ない。彼が一言でもそんことを発すれば、暗殺されるからです。
同じ事が日本にも言えます。自民党の先生方も一応政治のプロだから日本にとって独立・中立が最善手だと考えているが言い出せない。米国が怖いからです。勿論、米国が日本に独立中立を認めれば、日本は約束を破って米国を攻撃するだろうと恐れていることも働いて米国は日本に怖い存在として居続けるという訳です。それは米国が治療不可能な被害妄想に罹っているとも言えましょう。そういうことを先日孫崎先生に教えていただいた菅沼光弘氏もその著書で述べていて私は自信を深めてます。
菅沼氏は「米国の地球支配の野望は中国をその傘下に入れさえすれば自動的に達成出来ると米国はペリーを派遣して以降考え続けており、今もその方針は寸分違わない」とも言ってるのです。米国にとって日本の存在は米国の地政学から言っても邪魔だとも彼は言いきってます。つまり、米国にとって日本は捨て石なのです。
今、日本の言論空間に求められるものは米国とは何か?ウクライナ戦争とは何か?中国、ロシアではなく米国の地政学を研究し論ずることだと菅沼氏は主張し亡くなったのです。
>>1
なるほど、そうですか。
ぺリー艦隊を日本に派遣させて以来世界政治でずるがしこく陰険に振る舞い成功をおさめて来た米国がウクライナ戦争で大きくしくじりました。
米国が反省してウインウイン外交に転じれば良いのですが、捨て石日本を使って本命中国に攻勢を仕掛けることになりましょう。その難局を自民党はどうしのぐか一時も眼を離すことが出来なくなりました。
ウクライナのオレクシー・レズニコウ国防相の解任は、西側主流権威筋メディアでは、汚職問題が原因での刷新だと言う説明になっているが、実際はどうだか?
https://www.bbc.com/news/world-europe-66702893
ウクライナの反攻が失敗したのは確定である。
https://bigserge.substack.com/p/escaping-attrition-ukraine-rolls
https://www.moonofalabama.org/2023/08/ukraine-sitrep-topography-shapes-the-battle-field-abysmal-medical-service-causes-death.html
https://www.moonofalabama.org/2023/08/ukraine-sitrep-us-to-prolong-its-proxy-war.html
その責任もとらされたのではないか?
このレズニコウはNATO諸国からの武器支援の取り付けでは、非常に貢献したとの評価である。
だが、この男の武器支援取り付けの謳い文句は、「ウクライナは、より強力な国家がロシア軍との現実の戦闘で武器を証明する舞台となることを望んでいる。」であった。
この男によると、ウクライナは本質的に「武器の実験場」だそうである。
どうぞ、ウクライナを武器の見本市にしてみましょう。さぁ、さぁ、よってらっしゃい、見てらっしゃい、ウクライナ人の命を差し出して、武器展示会を開催しまーす!!みたいなおぞましい光景が浮かぶ。
https://www.thedrive.com/the-war-zone/ukraine-situation-report-defense-chief-wants-advanced-weapons-testing-against-russians
私にはコイツはほとんど悪魔としか思えない。
自国民の、まさに命を差し出して、武器の見本市だか、実験場だかにして、武器支援をむしり取ろうという心性を心底嫌悪する。
ウクライナでは、徴兵逃れも横行しているという。当然だろう。
愛国心のような美名の下に、その実、武器見本市のために戦場で命をかけさせられるなど、私ならまっぴらゴメンだ。私なら、そんなことのために、若者たちの命を差し出すなど、ゼッタイに許すことは出来ない。
また、レズニコウはこんなことも言っている。「ウクライナは「NATO任務」のために血を流している」
https://news.antiwar.com/2023/01/11/ukraine-is-shedding-blood-for-nato-mission-ukrainian-defense-minister/
事実とは言え、身も蓋もないことを言うものだ。
アメリカ帝国NATOとロシアとの代理戦争の捨て駒がウクライナで、ロシアを追い出すことも出来ない単なる武器の見本市状態なら、ウクライナ人は一体なんのために戦っているのか?
寺山修司の境涯と、わたしのそれは違うとは思うが、ウクライナ戦争の本質を考えるにつけ、わたしは「身捨つるほどの祖国はありや」というフレーズが脳裏をよぎるのである。
それと、愛国心は盗っ人の最後の隠れ蓑、というフレーズがあったように思う。誰のコトバだったか、スッカリ忘れてしまった。
レズニコフはちょっとかわいそうな気もしますが、万事塞翁が馬です。
ことしのヨーロッパの冬が寒ければ案外早く戦争は終わると思います。
その時に政府の要職にはいないほうがよい。
その時ウクライナ人は怨念の塊になっているから。
>>10
あなたの文章にはどこか素直でない部分がありますね。
1.プーチンは親ロシア人がドミナントな地域をナチの暴虐から解放するのを目的として軍事行動を起こしたわけで、ウクライナ全部の支配には手を出さないことにしてます。勿論、ロシア内部への攻撃がなされれば報復しますが、何も無ければ何もしないストラテジーです。私も含めて他の殆どもそう思っているでしょう。
2.軍隊を動かす面で素人と見られる人物の起用を正当化しようとすれば、あなたが言うようにドローンを飛ばしてモスクワに嫌がらせするようなことに今後徹するということになるでしょう。でもそんなことしてどうするんでしょう。ウクライナの国体は溶解し、困るのはウクライナ住民だけです。もし、ゼレンスキーの戦略がそういうことなら、もう戦争は終わったということです。
3.タタールのルサンチマンをゼレンスキーが起用した。大いにあり得ます。つまり、ウクライナには厭戦気分が蔓延し、タタールの憎しみしかユダヤのゼレンスキーに同情する人間が居なくなったということでしょうか。ゼレンスキーはそこまで追い詰められているということでしょうか。