記事へ戻る りゃんさん のコメント りゃん ところでマクロンの「家臣」発言については、米仏関係のことを言う以前に、中露関係についてこの発言したことも忘れるべきではないとおもいます。 これをこの場で紹介したのはわたしでしたが、まだそのときはこの文脈で「家臣」というのは一般的ではなかったので、ソースを示しつつ、ロシアは中共の「属国(vassal )」になろうとしているという発言として紹介したと記憶しています。 そうすると、ロシアは主権国家なので属国にはならないという、頓珍漢なコメントがつきましたが、vassalは主権国家概念ができる前から封建制のなかでできたことばなのであり、マクロンも主権がどうのということを問題にしているわけではないとおもわれます。 マクロンの目からみて、ロシアは中共のvassalになろうとしているとみえるということです。 No.20 14ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 日刊ゲンダイ、孫崎享「マクロン大統領の“同盟は家臣ではない”、日本国民はどう考えるか。マ... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
りゃん ところでマクロンの「家臣」発言については、米仏関係のことを言う以前に、中露関係についてこの発言したことも忘れるべきではないとおもいます。 これをこの場で紹介したのはわたしでしたが、まだそのときはこの文脈で「家臣」というのは一般的ではなかったので、ソースを示しつつ、ロシアは中共の「属国(vassal )」になろうとしているという発言として紹介したと記憶しています。 そうすると、ロシアは主権国家なので属国にはならないという、頓珍漢なコメントがつきましたが、vassalは主権国家概念ができる前から封建制のなかでできたことばなのであり、マクロンも主権がどうのということを問題にしているわけではないとおもわれます。 マクロンの目からみて、ロシアは中共のvassalになろうとしているとみえるということです。 No.20 14ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 日刊ゲンダイ、孫崎享「マクロン大統領の“同盟は家臣ではない”、日本国民はどう考えるか。マ... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
これをこの場で紹介したのはわたしでしたが、まだそのときはこの文脈で「家臣」というのは一般的ではなかったので、ソースを示しつつ、ロシアは中共の「属国(vassal )」になろうとしているという発言として紹介したと記憶しています。
そうすると、ロシアは主権国家なので属国にはならないという、頓珍漢なコメントがつきましたが、vassalは主権国家概念ができる前から封建制のなかでできたことばなのであり、マクロンも主権がどうのということを問題にしているわけではないとおもわれます。
マクロンの目からみて、ロシアは中共のvassalになろうとしているとみえるということです。
Post