中庸左派さん のコメント
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日本の言論は今大きく二分されている。 一方にm統制の強くなった大手メディアの報道をそのまま受理する層、これは国民の大多数である。 他方左右を問わずソーシャル・メディアを使う層。この層は現状に不満を持つ層と重複することもあり、発言が過激に走る傾向があり、前者の層への浸透力はあまりない。 ウクライナ問題では特にこの乖離が激しい。 右派的思考を持つとされる2NNの見解を紹介する。 A: 問題点の所在
このウクライナ問題を巡る言説は、これまで私があまり経験したことの無いものであった。
というのは、これまでなら、左右の言説というのは、比較的予測可能、悪く言うなら、定型的紋切り型であったように思われる。
サヨクは戦争反対、ウヨクは国防強化=戦争有理、みたいなカンジであろうか?
しかし、このスッキリした構図は今回見事に崩れたと考えている。
最大の要因は、主流権威筋メディア、即ち新聞・テレビが押し並べて、ロシア糾弾、ウクライナ侵略反対、ウクライナ支援=戦争継続賛成の論調に染め上げられてしまったからだろう。また、左右政党の主張も同様であった。
その意味では、日本中が「大本営発表」と「大政翼賛会」的全体主義に乗っ取られた感がある。
異論はほぼ封殺された。サヨク、リベラル勢力までがウクライナ応援団と化し、実質的な戦争支援、戦争継続賛成論に堕したのであった。
停戦和平論はウクライナ支持応援という極めて偏向した言説に封じ込められた。
偏向というのは、このウクライナ支持応援の言説は、戦争の原因、即ちウクライナのNATO加盟問題、ウクライナ再核武装、露系ウクライナ人虐殺、ウクライナのネオナチといった、ウクライナの非や負の要素を一切隠蔽して、一方的なロシアの糾弾論になっているからだ。
また、ロシアによる国際法違反、侵略行為という見方も、「大本営発表」に特徴的な論調であった。しかし、この論調は上記の戦争原因を公平公正に学び、分析したなら、避けることができた誤りであった。
逆に言うなら、今回、サヨクリベラル勢力は、戦争の実像を公平公正に学び、分析する姿勢を欠いていた、と言わざるを得ない。
だから、誤り、偏向した「大本営発表」にやすやすと取り込まれ、恥ずべき戦争継続賛成論に堕したのであった。私はこの点、ウクライナ応援団に堕したサヨクリベラルに猛省を促したい。
また、一般にサヨクリベラルは私も含めてだが、高齢化している。私のサヨクの先輩の多くは後期高齢者である。このため、彼らは新聞、テレビ以外の情報ツールに触れる機会はほぼ無いと見るべきであろう。
新聞なら、東京、朝日、毎日、テレビならTBS、テレビ朝日あたりの論調を「正しい」、「信頼に足る」と自動思考していると考えられる。さらに、出版では、月刊誌、岩波の『世界』、青土社の『現代思想』あたりがロシアは侵略をやめろ!といえば、そーだ、そーだ、となる。右から左まで「大本営発表」が貫徹するならば、彼らは簡単に思考停止するのである。
私は、これこそが「大本営発表」の現実であるのか、と興味深く観察した。情報弱者はB層と同じだ。高齢化サヨクはB層と変わらない。どちらも大政翼賛に流されていくのだ。
一方、インターネットでは海外メディアやブログ、YouTube、ツイッター等など多様な言説がひしめいている。様々な言説を比較することでバランスのよい結論が導き出されることが可能となる。
今回は、一般に右派保守派と呼ばれる層が、ウクライナ支援反対や停戦和平の論陣を張っているケースが目立つ。これもサヨクリベラル勢力のお株を奪われた形で奇妙な状況に見える。
背景には、最大のウクライナ支援国、アメリカ帝国が民主党政権であることがあるのだろう。しかし、民主党をサヨクリベラルと呼ぶことには、今や無理があるのではないか?アメリカ帝国民主党は、今や軍産複合体やネオコンに乗っ取られている。
何れにせよ、停戦和平にイデオロギーは関係ないし、普遍的な人命尊重の思想と精神があればよい。
また、国際法を守るためだかなんだか知らないが、ウクライナが負け戦を続けることの愚かさを、サヨクリベラルは良くアタマを冷やして考えたら良いと思う。
鈴木宗男氏とひろゆき氏の、ウクライナでの戦争に関する対談は面白かった。【ひろゆきvs鈴木宗男②】ウクライナ侵攻で激論!鈴木宗男、衝撃の動機【注意してご覧ください。】
なお、「鈴木宗男、衝撃の動機【注意してご覧ください。】」というのは意味不明であった。個人的には、鈴木宗男氏の主張には、何も「衝撃」は受けなかった。ごく、当然の論理を述べていただけであった。
さて、主流権威筋メディアの論調は変わるのだろうか?
https://youtube.com/watch?v=qemKsOkKAYM&si=rx7n1Al8pcYejcXA
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