記事へ戻る p_fさん のコメント p_f >「今のウクライナみたいに日本が戦場になると言い続け、納得する形になった」 詳しい文脈は不明だが、「今次『悪の枢軸』―ロシア・中国・北朝鮮に十分対抗できる反撃能力保有は、もはや日本にとって不可欠である」━精々そんなところだろう。デタラメを前提にした こんな論には反論するのも不毛なだけだ。「今や二人に一人がガンになる時代です!ガン保険に入っておけば安心できます!」━そうしてホイホイ「ガン保険」に入る。何故「二人に一人がガンになってしまう」のかは考えない...これと何処が違うのか?! 本来なら冒頭の言葉は、「米国(DS)が『一極支配』戦線を東アジアに移し、このままではDSが企む通り、日本も戦争に巻き込まれてしまう」との文脈、危機感で語られねばウソだ。だが、端から「一億総ロシア糾弾、一億総ウクライナかわいそう」の日本では言うだけ虚しい。 米国人識者、ダン・コバリク氏は、ウクライナ紛争がポーランド国内にまで拡大するリスクは高いと述べていたが、ポーランド支配層もDSの軍門に下って久しいからだろう。日本に比べ民度が高いと常々思っていたポーランドでもそうなるなら、日本が戦場になるのも時間の問題だ。 それにしても、このアソウの記事含め、日本のマスコミが出す政治/外交絡みのニュースには凡そ中身がない/低レベル/幼稚と相場が決まっている。ダン・コバリク氏はポーランドに対し「細心の注意を払い、良心の吟味に導かれるべきだ」と助言したが、まさに殊に今日日の日本社会に欠落していることだ。平たく言えば、安易に「長い物に巻かれる」のを良しとする社会に成り果てている。換言すれば「インテグリティ」ゼロ社会。「とわの庭」の主人公が読者の共感を呼ぶのも、インテグリティを放棄せずに生き抜いたからでないか。そうできるか否かは、恐らく ごく幼少期の体験で決まってしまうに違いない。日本の教育問題も、そこに焦点を当ててこそでないか。そうでなければ、日本は百年経とうが、どの分野にしろクズカスばかりが権力を握り続けるだけだ。 No.1 14ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 麻生氏は講演で、反撃能力保有を巡り山口代表、石井幹事長、北側副代表を名指しで「がんだっ... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
p_f >「今のウクライナみたいに日本が戦場になると言い続け、納得する形になった」 詳しい文脈は不明だが、「今次『悪の枢軸』―ロシア・中国・北朝鮮に十分対抗できる反撃能力保有は、もはや日本にとって不可欠である」━精々そんなところだろう。デタラメを前提にした こんな論には反論するのも不毛なだけだ。「今や二人に一人がガンになる時代です!ガン保険に入っておけば安心できます!」━そうしてホイホイ「ガン保険」に入る。何故「二人に一人がガンになってしまう」のかは考えない...これと何処が違うのか?! 本来なら冒頭の言葉は、「米国(DS)が『一極支配』戦線を東アジアに移し、このままではDSが企む通り、日本も戦争に巻き込まれてしまう」との文脈、危機感で語られねばウソだ。だが、端から「一億総ロシア糾弾、一億総ウクライナかわいそう」の日本では言うだけ虚しい。 米国人識者、ダン・コバリク氏は、ウクライナ紛争がポーランド国内にまで拡大するリスクは高いと述べていたが、ポーランド支配層もDSの軍門に下って久しいからだろう。日本に比べ民度が高いと常々思っていたポーランドでもそうなるなら、日本が戦場になるのも時間の問題だ。 それにしても、このアソウの記事含め、日本のマスコミが出す政治/外交絡みのニュースには凡そ中身がない/低レベル/幼稚と相場が決まっている。ダン・コバリク氏はポーランドに対し「細心の注意を払い、良心の吟味に導かれるべきだ」と助言したが、まさに殊に今日日の日本社会に欠落していることだ。平たく言えば、安易に「長い物に巻かれる」のを良しとする社会に成り果てている。換言すれば「インテグリティ」ゼロ社会。「とわの庭」の主人公が読者の共感を呼ぶのも、インテグリティを放棄せずに生き抜いたからでないか。そうできるか否かは、恐らく ごく幼少期の体験で決まってしまうに違いない。日本の教育問題も、そこに焦点を当ててこそでないか。そうでなければ、日本は百年経とうが、どの分野にしろクズカスばかりが権力を握り続けるだけだ。 No.1 14ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 麻生氏は講演で、反撃能力保有を巡り山口代表、石井幹事長、北側副代表を名指しで「がんだっ... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
詳しい文脈は不明だが、「今次『悪の枢軸』―ロシア・中国・北朝鮮に十分対抗できる反撃能力保有は、もはや日本にとって不可欠である」━精々そんなところだろう。デタラメを前提にした こんな論には反論するのも不毛なだけだ。「今や二人に一人がガンになる時代です!ガン保険に入っておけば安心できます!」━そうしてホイホイ「ガン保険」に入る。何故「二人に一人がガンになってしまう」のかは考えない...これと何処が違うのか?!
本来なら冒頭の言葉は、「米国(DS)が『一極支配』戦線を東アジアに移し、このままではDSが企む通り、日本も戦争に巻き込まれてしまう」との文脈、危機感で語られねばウソだ。だが、端から「一億総ロシア糾弾、一億総ウクライナかわいそう」の日本では言うだけ虚しい。
米国人識者、ダン・コバリク氏は、ウクライナ紛争がポーランド国内にまで拡大するリスクは高いと述べていたが、ポーランド支配層もDSの軍門に下って久しいからだろう。日本に比べ民度が高いと常々思っていたポーランドでもそうなるなら、日本が戦場になるのも時間の問題だ。
それにしても、このアソウの記事含め、日本のマスコミが出す政治/外交絡みのニュースには凡そ中身がない/低レベル/幼稚と相場が決まっている。ダン・コバリク氏はポーランドに対し「細心の注意を払い、良心の吟味に導かれるべきだ」と助言したが、まさに殊に今日日の日本社会に欠落していることだ。平たく言えば、安易に「長い物に巻かれる」のを良しとする社会に成り果てている。換言すれば「インテグリティ」ゼロ社会。「とわの庭」の主人公が読者の共感を呼ぶのも、インテグリティを放棄せずに生き抜いたからでないか。そうできるか否かは、恐らく ごく幼少期の体験で決まってしまうに違いない。日本の教育問題も、そこに焦点を当ててこそでないか。そうでなければ、日本は百年経とうが、どの分野にしろクズカスばかりが権力を握り続けるだけだ。
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