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りゃんさん のコメント

3月ごろにイランとサウジとが接近するというニュースがあったとき、ここでは、中共を上げる感想が中心だったと理解している。

そのころわたしは、サウジ等とイスラエルとが接近しているなか、さらにサウジとイランとが接近すれば、パレスチナが疎外感を感じるのではという趣旨を書いたはずだ。中共は経済的利益を追求するだけでなく、中東における汚れ仕事も引き受けるのでなければ、責任ある大国ではないという趣旨も。

わたしの危惧は最悪のかたちであたった。記事中の、「ハマスは(略)自らをより広範な外交に押し入れる手段としてこの紛争を引き起こすことを選んだ」という見解のとおりだとおもう。

インドはいちはやくイスラエル側にたち、サウジとイスラエルとの関係改善は頓挫し、イランはハマス等の背後にいるのではないかとも取り沙汰され、さらにそのうしろにはロシアの影もちらつく。そして中共の存在感は現時点でまるでない。なにがBRICSか、ということを率直に感じる。
No.1
13ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1 「 戦闘激化、計 1100 人死亡 イスラエル・ハマス衝突 、 パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスとイスラエル軍の戦闘が激しさを増している。双方の死者数は 8 日、 1100 人に達した。イスラエルのネタニヤフ首相は 7 日夜「ハマスを無力化する」と宣言した。イスラエル軍による地上侵攻の可能性が取り沙汰されている。イスラエルメディアによると、 7 日に始まったハマスによる攻撃の死者は少なくとも 700 人にのぼった。けが人は 2000 人超となった。 」(日経) A-2 中東、止まらぬ暴力応酬 ヒズボラもイスラエル攻撃 イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃は異例の規模となった。イスラエルは攻撃を阻止できず、暴力の応酬が拡大する恐れが高まっている。国連安全保障理事会は 8 日、非公開会合で対応を協議するが、衝突の行方は混沌としている。 一連の攻撃でイスラエル側の死者は少なくとも 600 人にのぼり、ハマスの戦闘員の侵入を許し
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。