A-1「戦闘激化、計1100人死亡 イスラエル・ハマス衝突、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスとイスラエル軍の戦闘が激しさを増している。双方の死者数は8日、1100人に達した。イスラエルのネタニヤフ首相は7日夜「ハマスを無力化する」と宣言した。イスラエル軍による地上侵攻の可能性が取り沙汰されている。イスラエルメディアによると、7日に始まったハマスによる攻撃の死者は少なくとも700人にのぼった。けが人は2000人超となった。」(日経)
A-2中東、止まらぬ暴力応酬 ヒズボラもイスラエル攻撃
イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃は異例の規模となった。イスラエルは攻撃を阻止できず、暴力の応酬が拡大する恐れが高まっている。国連安全保障理事会は8日、非公開会合で対応を協議するが、衝突の行方は混沌としている。
一連の攻撃でイスラエル側の死者は少なくとも600人にのぼり、ハマスの戦闘員の侵入を許し
孫崎享のつぶやき
英国ガーディアン紙分析「ハマスは支配できるわけではない。パレスチナ側の主導権を握ることを意図。短期的には、進行中のサウジ・イスラエル間関係樹立の阻止を意図。戦線拡大。イラク、シリア、レバノンにおけるイスラム抵抗運動」への広範な訴え」。拡大が一つの焦点。ヒズボラが呼応
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コメント
コメントを書くユダヤ教徒とキリスト教徒との和解は徐々に進んでいるが、ユダヤ教徒とキリストの和解は今後も進まないと私は考えてます。その決定的な要因はアラブの地にアングロサクソンがイスラエルを建国したことです。サイードもそう言ってます。
黒人解放運動の旗手たるマルコムXは48州のうち一つか二つ黒人ドミナントの州を設定し黒人のホームランドにしようと頑張りました。サイードは、逆にアラブ社会(モロッコからイラク迄)に対して、米国の黒人が48州からハワイ、アラスカまで自由に生活出来る権利を保有しているようにイスラエルのユダヤ人に生活権等を与えイスラエルユダヤを包摂するように希望し、結果として、イスラエルの解体に持っていこうと呼びかけました。しかし、双方から完全に無視されて今日に至ってます。
イスラエル問題は、残念ながら、アングロサクソンが衰えるまで解決しないと私は考えてます。台湾問題と同じで、アングロサクソンが衰えれば、イスラエルはパレスチナに、台湾が台湾省になるのです。
>>1
何がBRICSか?と言いたいのでょうかね。あなたはBRICSが心底憎いようですね。
本件、ハマスが言ってるようにアルアクサモスク周辺へのイスラエルへの侵攻への報復反撃だと私は思います。これはあたかも北朝鮮が韓国と米国の共同威嚇挑発に対する返礼としてミサイルを試射するのと同じ現象です。
これだけ用意周到な作戦の兆候を見逃したのか、攻撃を予知する諜報活動とか通信傍受にしくじりが出たのか。イスラエルも米国も予知していなかったということに大きな意外感を抱く。
中国の仲立ちによってイランとサウジ和解し、米国の仲立ちによってイスラエルとサウジが和解方向に進んでおり、中東の政治的安定が成立していくのかと期待していた時に、ハマスが極秘裏にイスラエルに侵攻したことは、極めて残念である。
イスラエルと対立関係にあるイランが、サウジとイスラエルが和解することに危機意識を持ち、ハマスと接触し、極めて隠密裏に計画していたのであろうか。少なくともハマス単独の行動とは理解しにくい。
イランとロシアの関係はウクライナに影響を与えており、イスラエルにも間接的に影響行使しているとみていくと、イランという国の影響が次々と広がっていくような不気味さを覚える。武器ビジネスに活路を見出そうとするイランが裏でハマスを策動していなければいいのですが。
>>3
イスラエル問題は、残念ながら、アングロサクソンが衰えるまで解決しないと私は考えてます。台湾問題と同じで、アングロサクソンが衰えれば、イスラエルはパレスチナに、台湾が台湾省になるのです。→同意
お久しぶりです。 いいサイト こちらも元外務省
https://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/index.html
>>6
イスラエルとパレスチナの紛争から一挙にBRICSと中共に飛躍するのが不自然だなと感じるのです。
>>8
イスラエルの建国に問題があるから米国がいくら努力しても思い通りにならない。何故そうなのか考えざるを得ないのではないでしょうかね。
「そう考える人はここには誰もいない」と言うのも大人げないと思いますが。
>>7
コメント有難うございます。アングロサクソンの地政学が優生学とともに世界に通用しなくなっているのです。そして日本だけがそのような傾向を感知できないでいるのです。情けない話なんです。
>現実には、ハマスはこの攻撃をエルサレムのアルアクサ・モスク周辺へのイスラエル軍の侵攻への対応として装いつつも、この時点で、自らをより広範な外交に押し入れる手段としてこの紛争を引き起こすことを選んだ。
日本のテレビニュースの報道では、何故ハマスがイスラエルに対して、数千発のミサイルを発射したのか、全く分からない。戦闘の原因を報じないのは、露宇戦争の報道ぶりと同じ印象である。
テレビ報道では、バイデンのイスラエル支持発言を挿入していたのも、イスラエルが、ハマスによる唐突な攻撃に応戦したかの、印象操作を演出しているかのようであった。
双方、思惑はあるかもしれない。
ハマス側は「現在進行中の攻撃は、アル・アクサ・モスクでのイスラエルによるパレスチナ人への扱いに対する反応だと述べた。」
https://news.antiwar.com/2023/10/07/israel-pm-says-we-are-at-war-after-hamas-attacks-by-land-air-and-sea/
https://www.newarab.com/news/over-800-israeli-settlers-storm-al-aqsa-compound-sukkot
一方、「ここガザでは、ハマスがイスラエルとサウジアラビアの国交正常化合意を破棄するために(今回の攻撃を)計画したという専門家の話を聞いている。」というハマス側の政治的思惑を語るムキもある。これは西側主流権威筋メディアの大方の見方かもしれない。
https://www.rt.com/news/584328-we-are-completely-shocked/
中国、GlobalTimesは次のように、述べている。
「上海国際大学中東研究院教授の劉鐘民氏は、日曜日の外務省報道官の発言に反映されているように、中国はパレスチナ・イスラエル紛争解決の本質を理解していると述べ、二国家解決策の実施と国家体制の確立は重要であると指摘した。パレスチナ独立国家は、パレスチナ・イスラエル紛争を俎上に乗せ、イスラエルとアラビア世界との和解促進に動くことになる。劉氏は「パレスチナとイスラエルの紛争が未解決のままで、中東における和解の波は長くは続かないだろう」と述べた。
「米国はパレスチナを関与させずにパレスチナ・イスラエル紛争を解決する計画を立ててきたが、そのような計画をパレスチナに押し付けている」と劉氏は述べ、より多くのアラブ諸国にイスラエルとの和解を促すという米国の現在の計画がパレスチナに圧力をかけていると付け加えた。」
パレスチナ側を無視した、サウジとイスラエルの和解は問題の解決にはならない、というハマスからの強い意志表示が今回の戦闘拡大だろうか?
ともかく、私は今回の戦闘はハマス側に義があると考えているが、それで戦争に勝てるわけではなかろう。だから、すぐに停戦をするべきだ。
ハマスはイスラエルにはゼッタイ勝てないのはわかりきったこと。
アメリカ帝国が、サウジアラビアとイスラエルの和解を、パレスチナ側を無視して進めたことが背景にあるなら、中露は、どうそこにわけいるのか、注視している。
>>1
>そして中共の存在感は現時点でまるでない。なにがBRICSか、ということを率直に感じる。
アメリカ帝国に事態を収束させる力量もないだろう。
いずれにせよ、中東における中露とアメリカ帝国の主導権争いだ。
ハマスはイスラエルの出方を試しているのだろう。だとしても、現実的には、早期停戦の流れだ。一刻も早い停戦が望まれる。それだけだ。
アメリカ帝国がクビを突っ込んで、事態を複雑にした。サウジアラビアはイランと和解して、イスラエルを追い込むほうが、「丸く」収まるはずだったのだ。
>>15
>サウジがイスラエルと和解するのは、別に米国に命令されて仕方なくやってたわけじゃありませんよ。サウジはサウジの自国第一を追求しているだけです。
だれもアメリカ帝国の命令云々のハナシはしていない。
むしろ、アメリカ帝国の覇権低下によりイスラエルはサウジと和解したい、バイデンは、中国をだしぬく形での中東和平の仲介により、2024年の大統領選挙でのアピールポイントにしたい。
つまり、サウジに主導権があると言いたかっただけだ。
https://www.middleeasteye.net/opinion/saudi-israel-normalisation-deal-architect-will-who
「現実問題として、サウジとイスラエルの取引は実現するだろう。本当の問題は、誰がその立役者になるかだ。この3者は仲良しでもなければ、互いに好意を抱いているわけでもない。彼らには特定の利害関係がある。
一説によると、ジョー・バイデン米大統領は、2024年の大統領選に向けた重要な外交政策の成功として、この協定の侍女になりたいと考えているようだ。懐疑的な有権者に対して、バイデンは多くを語ることはできない。バイデンはまた、サウジアラビアが中国に接近することを望んでいない。」
何が「いっちょかみ」だ?事情通でもなんでもないのは、オマエも同じだろうが。
オマエこそ、アメリカ帝国に事態を収束させる力がないことを認めながら、BRICSがどーのこーのと、何言っているのかサッパリ分からない。非論理というものだ。
イスラエルはサウジと和解せざるを得ないとしても、パレスチナ側を無視することは許されない。
そのためには、アメリカ帝国がクビを突っ込まずに、イスラエルがパレスチナ、アラブ諸国に哀願するくらいが丁度いい。
要するに、パレスチナ、中露、アラブ諸国主導による和平の枠組みが必要だ。
だから、アメリカ帝国はクビをつツッコむな、と書いた。