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りゃんさん のコメント

イスラエルは現在おこなっているガザ空爆に続けて、近々大規模な地上軍派遣をするといわれている。それにたいして、その作戦は困難を極めるのではないかというのが、今回の孫崎さんの示唆であろう。

わたしなりの観点から事態をまとめると、
1,ハマスはイスラエル国内で大規模なテロをおこなったのであり、実行部隊はいまだほとんど無傷で残っており、多数の武器も所有している。また人質もとっている。このままでは第二波、第三波がおこりうる危険もあり、ハマスを殲滅するのはイスラエルの自衛権の範囲内にある。
2,一方、ほんとうに地上軍を派遣したら、無理な作戦の結果、ガザ地域で2009年ごろのイスラエルによる国際法違反、人道危機が再びおこるのは、ほぼ確実視される(これが今回の記事タイトルの主張からの帰結)。
3,いま欧米はイスラエル支持で熱狂しているが、イスラエルが国際法違反をおこなえば、熱狂は急速に冷めるだろうとわたしはおもう。ロシアとなにが違うのか、という論調になるだろう。
4,なので、イスラエルは自制すべきだ。具体的には地上軍派遣はやめるべきだ。
No.10
13ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
WP[ ハマスでは、イスラエルは手ごわい、そして技術的に洗練された敵に直面している In Hamas, Israel faces a formidable, and technologically sophisticated, foe ] イスラエル軍がガザの門に集結し、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が「何世代にもわたって心に響く」と約束しているハマス攻撃に向けて、 私たちはこの市街戦がいかに困難であるかを認識すべきである 。 イスラエル軍は、隠れた駐屯地や仕掛けられた通路が張り巡らされた高層ビルの迷路を通って反撃するだろう。すべての建物のすべての階に脅威が存在する可能性がある。そして、この敵対的な都市の地下には、ハマスの戦闘員だけでなく、最大 150 人のイスラエル人人質も隠れている何マイルものトンネルがある。 「これは、イラクで我々が直面した課題を上回る、ここ数十年で最も困難な軍事作戦の一つとなるだろう」と C
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。