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ゲストさん のコメント

 文科系です。
 僕は60歳からランナーになり、68歳から71歳まで3年間は、慢性心房細動、カテーテル手術、(変な)ドクターストップで全く走れなかった時を経て、ランナーとして再起した者。再起して以降、22年4月、81歳にある病気を抱えるまでは、月間180キロなどと走っていた。だからこそ、孫崎さんがウオーキングの効用を書かれて来たその趣旨がとてもよく分かるだけでなく、芸術のことも書いたりする彼のブログスタイルに、僕と同じだと好感を持ってきた。「活きて、人生は良いものと現に示している人間が政治を語る」こそ、本物だと考えてきたのである。
 さて、適度なランもウオークも、血流、循環器を若く保つことができ、「心」身の健康にも、凄まじい効果がある。たとえば、若い血流は虫歯菌にも強いって、ご存知だろうか? 40~50歳代の人が走れるようになる方法として、僕のブログに載せた以下を転載させていただく。ちなみに、以下は、14年12月27日からの4回連載の最終まとめです。

①まず、自分が15分間速歩きできるスピードを見つけ、それを繰り返します。疲れが残らない程度の日数間隔を置いて。毎日出来れば最も進歩が速いのですが、二日、三日置きでも良いでしょう。

②なんとか15分続けられる運動なら、プラス15分はもっと楽になってくるはずです。もっと強度、スピードを上げられるほど。これがウオームアップということ。身体が温まると血液が多く回ってくるから楽になる。こういう運動が30分続けられるようになったら、それより1キロほど低いスピードで走りを入れてみます。速歩き30分以上の中で5分でも10分でも。そして、歩行30分がこんな走りに変わっていくことを目標とします。

③①、②の間も脚筋を鍛えることが重要です。2階家階段往復50回と、片足つま先立ち20回などを、僕は最低限度としてやっていました。これは、走らない日にやるのがよいです。なるべく毎日身体を動かすという意味で。

④速度の上げ方はこう。時速6.5キロとか7キロでも、30分走を重ねていればその心拍数がだんだん下がってくるはずです。下がってきたら次は、その速度の最初の時の最高心拍数で走れる速度に上げることができます。これを重ねて速度を上げていく。公営ジムのマシンにはほとんど心拍計が付いているはずです。

⑤15分より、30分。30分より、1時間。1時間走れるようになれば、スピードを上げていくよりもずっと次への進歩が早くなりますから、これを目指します。ランニングにLSD理論というのがありますが、「自分としてゆっくりで、長時間、長い距離を走るのが心肺機能向上に最もよい」というものです。なお、心肺機能という場合に、ランニングでは特に血管にも注目してください。鍛えた筋肉は血管が太く密になるもの。コレステロール多すぎとか糖尿病とかの対策にも良いということです。

⑥これは今まで書かなかった全く別のことですが、ランナーはこういう対策が必要と思います。ランナーの細胞老化防止対策として、ポリフェノールを摂ること。走ることは酸素を多く取り入れること。その場合には、細胞老化を引き起こす活性酸素をも多く取り込む事になるからです。ポリフェノールは活性酸素を中和してくれます。
 僕の場合は、赤ワイン晩酌で対策しています。というよりも、ここ25年ほど赤ワイン党なんです。ついでに、今は特に、スペインワインが値打ちですね。パヌール・リザーブなどというチリ銘柄なども、相変わらずコストパフォーマンスが高いですが。経済が傾いているイタリアの高級葡萄ネッビオーロ製品も随分安くなってきました。

⑦最後に、太った人用にダイエットについて追加します。
 ダイエットには、基本的に有酸素運動の持続しか道はありません。歩く・走る、自転車、水泳などを長くやることがまさにこれで、この速度が速くなるほど一定時間内の効果が大になります。
 無酸素運動である筋トレなどしても痩せることにはなりません。同じジムのウェートトレーニングの方々多くは走らないので、筋肉の上に脂肪が付いてぽっこりと太った人が多いです。本格的ボディビルダーなら、コンクール前には走り込むもの。脂肪を落とさないと筋肉が浮き出ないからです。つまり、走れないボディビルダーは入賞できません。
 1時間走ればまず500キロカロリー以上減らせますが、同じ1時間歩く場合だとその半分以下になると思います。でも走れない場合は歩いて減らすしかありません。歩き続けて脂肪を減らしながら、やがて走れるようにする。そうやって2年で15キロ減らして普通に走れるようになった退職直後の人を僕は目撃しています。3年目には、時速10キロ時以上で走っておられました。僕より5歳ほど若い方です。
No.3
14ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
筋トレのすすめ 週 30 〜 40 分でがん予防効果:がん社会を診る 東京大学特任教授 中川恵一(日経) このコラムでも取り上げましたが、運動はがんを予防します。ウオーキングなどの活発な運動を週に 5 日以上行っている人では、ほとんど運動しない人に比べ、がんの発症リスクが 2 割も減ることが、 144 万人を 11 年間追跡した大規模な調査から明らかになっています。これは米国や欧州で行われた 12 件の研究を分析した結果ですが、日本人約 10 万人を追跡した研究でも、男性の大腸がん・肝臓がん・膵臓(すいぞう)がんで、女性の胃がんでリスクの低下が示されています。 日本人を対象とした評価でも、運動によりがんの予防効果は、大腸がんではほぼ確実、乳がんでも可能性ありとされています。 運動によるがん予防のメカニズムは完全に解明されているわけではありません。ただ大腸がんの場合、運動で消化管の活動が高まって便通がよくなり、便に含まれる発がん
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。