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p_fさん のコメント

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p_f
アサフ・オリオン氏(57)には目下ワシントン研究所・研究員の肩書もあるようだ。同研究所ウェブサイトには次が出ていた-

「皆さんの勤勉さと自由の普及への取り組みは、私たちの国を強化し、世界をより安全で平和な場所にするのに役立ちます。」 –ジョージ・W・ブッシュ大統領

■我々の使命

ワシントン研究所の使命は、中東における米国の利益に対するバランスのとれた現実的な理解を促進し、それらを確保する政策を推進することである。

■歴史

1985 年、中東における米国の利益を促進することに尽力した先見の明のある米国人の小グループが、ワシントン近東政策研究所を設立した。 現在、我々は中東の研究だけに特化した最大の研究機関である。

 *

まさに「イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策」に副った機関でないか。平たく言えばDS御用達だ。
このフォーリン・アフェアーズ誌論評も、道理で既視感があるわけだ。即ち、DSメディアのウクライナ紛争記事と同じ。毎度徒に長いだけで、今次ウクライナ紛争に至った経緯/原因を正しく掘り下げようとする姿勢ゼロ。この「長文」も同様にパレスチナの(国連さえ認めた)対イスラエル武力抵抗がずっと続いてきた経緯/原因について何一つ触れない。

> イスラエルは目標を達成し、ハマスの永続的な敗北のために今後何年にもわたって戦い続ける必要がある。

「戦争が直ぐ終わってしまっては困る」と直截に書くべきでないか。

ウクライナ紛争が下火になったのを見計らって、次の「ネタ」として「戦争屋」連中が照準を合わせたのがガザだった―どうしてもそう見えてしまう。「イスラエルがあれほどの犠牲を被っているのだから、それはないだろう」―だが、9.11の例もある。「日本外交―現場からの証言」にあるバビロンの凄まじい話も思い起こせば、いよいよとなれば、「そこまでやるのか!」もアリということだ。「陰謀論」によれば、ホロコーストにしても、「イスラエル国家」をあの場に作るべく「ユダヤ人かわいそう」の世界的世論喚起のためにユダヤ人の中の邪な勢力が引き起こしたことだという。実際、「ヒトラーにもユダヤ人の血が流れていた」は今ではよく見聞することだ。現下、平和的なユダヤ人が「我々は、シオニストとは違う!」とのデモを展開しているのも、左記と無関係ではあるまい。
No.6
11ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
イスラエルのガザ幻想の終焉 この戦争は他の戦争とは違う The End of Israel’s Gaza Illusions   This War Is Unlike Any Other アサフ・オリオン著(彼は以前、イスラエル国防軍参謀本部の戦略計画部長を務めていた。) 2023 年 11 月 3 日 ハマスによる凶悪な 10 月 7 日の攻撃からほぼ 4 週間で、イスラエルは今後何年にもわたって感じられるであろう深い変革を始めた。イスラエル軍がハマス打倒に向けた地上戦のより困難な段階に乗り出す中、 2 つのテーマが特に重要になっている。まず、これがガザにおける単なる新たな紛争ではないことを理解することが重要。成功するためには、この国は何か月も続く可能性のある並外れた規模と困難を伴う戦争に耐えなければならない。 イスラエルは、外交、情報、経済手段も活用した複数年にわたる反乱鎮圧作戦と並行して、長期戦争のパラダイムか
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。