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中庸左派さん のコメント

>>10
>>15

 孫崎先生がおっしゃりたいことは、本質的にはアメリカ帝国やイスラエルにはイランを攻撃して、壊滅させたいという動機がある、ということで、そうしたアメリカ帝国のネオコンや戦争屋、軍産複合体の不埒な動機に易易と乗っかるのはいかがなものか?ということだろう。

 change氏はパレスチナにおけるアパルトヘイト政策には何も触れず、イランを持ち出したり、中国批判したり、ポイントがズレまくっている。

 ましてイランとハマスの関係を強調するなら、それこそネオコンの陰謀よろしくイラン攻撃の口実をアメリカ帝国に与えかねない。戦域拡大、それこそ第五次中東戦争だ。だから、change氏のコメントは、まさに不見識発言だと、私は考えている。これはあくまでも私の個人的解釈だが。

 それに、change氏が持ち出した飯山陽という人。こんなツイートをしている。

https://twitter.com/IiyamaAkari/status/1726792311697473828

「「ジェノサイドをしているのはイスラエルではない。ハマスである。」米国家安全保障会議(NSC)戦略広報調整官カービー氏の発言。」

 ジョン・カービーの発言を引用して自分の主張を補強している。

 やれやれ、ジョン・カービー?そいつ、ネオコンじゃないの?じゃなきゃ、戦争屋?いずれにせよ、アメリカ帝国のバイデン人脈であり、引用に適した人物とは言えない。要は単なる戦争の当事者ではないか。

 さすが、change氏。類は友を呼ぶだ。

 Indian Punchlineがイランと、今回のハマスの軍事作戦の関係を解説している。

「米国内の強硬派は、米軍を攻撃している武装集団はイランの命令で行動していると考えている。この疑惑は米国とイスラエルの古くからの因習であり、イランが十字線上に置かれたり、責任のなすりあいが要求されたりするたびに急浮上する。米国を含む専門家の意見は、常にこの疑惑を警戒してきた。」

「長年の観察者は、テヘランは中東で活動するさまざまな抵抗勢力を公然と支援し、米国とイスラエルを追い返しているが、だからといって、これらのグループが「イランの代理人」になるわけではないと見積もっている。こうして、イランは10月7日のハマスによるイスラエルへの攻撃に意表を突かれたのである。 ロイター通信によると、最近テヘランで行われたハマスの政治局議長イスマイル・ハニェとの会談で、イランの最高指導者ハメネイ師がこのことを持ち出したという。」

 アメリカ帝国のネオコンはロシア、中国、イラン、北朝鮮を新「悪の枢軸」と呼んでいる。これを鵜呑みにする親ネオコンは、完全にB層と呼ぶ他無い。
No.17
10ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ガザでのイスラエルの粉砕戦争の先にあるものを内から見る デビッド・イグナティウス著 11 月 18 日( WP ) An inside look at what’s ahead in Israel’s shattering war in Gaza   By David Ignatius 6 週間にわたる激しい戦闘と恐ろしい民間人の死者数を経て 、イスラエルの司令官らは、ガザ戦争は新たな段階に移行しており、必要な兵力も爆撃も大幅に減り、その結果パレスチナ人の死傷者も少なくなるだろう、そして最終的には罠にかかると期待していると見ている。 イスラエル兵をトンネルに送り込むことは、長くて費用のかかる戦いになるだろう。トンネル爆撃は無計画であり、さらに多くの民間人の死亡を招く可能性がある。しかし、ガザが地中海に隣接しているという地理的事実は、この紛争の終盤においてイスラエルに有利になる可能性がある。 ガザ戦争は、引き金となった
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。