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フレデイ タンさん のコメント

パレスチナの複雑構造について私なりに展望を含めて簡潔に述べると次のようなことになります。
1.この問題の答えは既に1967年に出されてます。このときに国連で討議された二国案です。
2.この案に反対したのが米国でした。米国はその時世界支配に手を掛けていて、当然、イスラエルを拠点にしてサウジ、イラクをも包み込む大イスラエル構想で動いていたので、二国案を吞める場合ではなかったのです。
3.その後、クリントンや歴代大統領は大イスラエルを念頭にしてパレスチナ、イスラエルをお互いに反目させるための諸政策を実行してきました。
4.ネタニアフは米国が育成したウルトラ右翼でパレスチナ人の一致団決を阻止する工作をきめ細かく展開し、今に至ってます。その念頭にはパレスチナ独立を阻止し大イスラエルの創設があります。
5.ハマスはCIAが作り上げた組織ですから、その本質は金次第です。労働組合で言えば、乱暴な第二組合でしょうか。

今回の騒動で国際世論は米国とイスラエルに分が悪い。ウクライナとは正反対。私の予想ですが、ウクライナの終結とパレスチナ二国誕生は同時期に起こるでしょう。その時期は米国の財政改革にも合わせて意外に早く到来すると言うことです。
No.1
11ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。