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p_fさん のコメント

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p_f
RT 24 Sep, 2013

シリアにはCIAと繋がりのあるグループが潜入している
https://www.rt.com/op-ed/syria-cia-links-hezbollah-293/

シリアにはCIAと繋がりがあり、「特定のアラブ諸国」からも支援を受けているグループが潜入していると、元ヒズボラ議員のハッサン・ホバラ氏がRTに語った-

RT:ハマスとの関係はどのようなものですか?最近メディアでは、あなたのグループであるヒズボラとハマスとの間に何らかの争いがあるという話が出ていますが。

HH(ハッサン・ホバラ):色々な噂が流れている。レバノンのマスコミを始め、アラブや海外のメディアでは、ヒズボラとハマスの間に何らかの緊張関係があるとの憶測が流れている。そのような主張に対しては、既に公の場で反論している。ハマスと我々の間に緊張関係はない。我々は確かに、特定の問題では意見の相違がある。しかし、我々は多くの問題で同意しており、その中で最も重要なのは、イスラエルの占領に対する抵抗である。我々は、パレスチナと同様に、レバノンにおけるイスラエルの占領に対する共同行動についても原則的に同意している。レバノンの領土の一部は、パレスチナの大部分と同じように、いまだにイスラエルに占領されている。

RT:ハマスとの意見の相違は具体的に何についてですか?

HH:シリアに関することだ。一言で言えば、ハマスがシリアから撤退し、カタール、エジプト、チュニジアなど、いわゆる「アラブの春」の国々と関係を築いたということだ。我々はアラブの春のどの政府にも反対したことはないが、シリアは抵抗勢力の主要拠点であるため、ハマスがシリアへの関与を止めたことは間違いだったと考えている。それは、単なる約束や報道機関向けの政治的声明ではなく、実際の行動によって証明された。

RT:シリアの化学兵器使用疑惑に関する最近の論争をどう思いますか?

HH:どのようなテーマであれ、我々は抽象的な憶測には決して関与しない。国際的な専門家チームが調査のためにシリアを訪れている。彼らは更なる調査のためにサンプルを採取し、事件に関する報告書を作成した。しかし、もし本当にシリアで化学兵器が使用されたのであれば、誰が使用したのかを具体的に突き止めることが重要である。特定の反体制派が化学兵器を供給されていたことを確認する報告もあるため、尚更だ。外国の軍事介入を誘発し、軍事的な流れを自分たちに有利にするために、彼らがシリア政府を罠にはめた可能性もある。

RT:もう少し詳しく教えてください。具体的にはどのグループについてですか?そして誰が彼らに化学兵器を供給したと推定されているのですか?

HH:シリアにはCIAと繋がりのあるグループが潜入しており、特定のアラブ諸国からも支援を受けている。彼らの任務は政権を転覆させることだ。西側諸国は、テロ活動の責任を回避するために、これらのグループと距離を置こうとしてきた。今、これらのグループはシリア北部で互いに戦っている。昨日のアザズ地区での戦闘を見ればわかるように、彼らは自由シリア軍を壊滅させようとしている。これらのグループは西側諸国によってテロリスト集団としてブラックリストに載っているが、西側諸国はそれを黙認したがる。米国はこれらのグループを支援している。なぜなら、彼らはシリアの政権を転覆させるという目的を共有しているからだ。

■反対派も化学兵器を持っている

RT:どのような証拠を持っているのか、またそれを国際社会に引き渡したいのかどうか、具体的に明らかにしていただけますか?

HH:私は既に、誰が実際にやったのかを突き止めるための調査が必要だと言ってきた。また、一部の反体制派が特定の化学兵器を手に入れたことを示唆するリークやメディアの報道もあると言ってきた。もしかしたら、それがまさにグータで使用された武器なのかもしれない。シリアでは化学兵器が何度か使用されている、あるいは化学兵器によく似たものが使用されていると言われている。

非常に重要なケースは、ハーン・アル=アッサルで起きたとされる化学兵器による攻撃だ。国際社会がこれに気付くのに2ヶ月かかった。全ての兆候は、化学兵器を使用したのは反体制派グループの一つに違いないことを示している。しかし、どのグループが化学兵器を使用したのか、また何処でそのような兵器を入手したのかを突き止めるための調査は行われていない。我々の主な結論は、化学兵器を保有しているのはシリアの政権だけではないということだ。つまり問題は、誰がグータやその他のケースで実際に化学兵器を使ったのか、ということだ。

それが政府側なのか反体制派なのかは、私には推測できない。そこで実際に何が起こったのかを明らかにするには、慎重な調査が必要だろう。しかし、いずれにせよ、西側諸国はこの事件を口実にしている。彼らは人権について、また国連が承認した人道的介入の正当性について多くを語る。しかし、もし本当にシリアの民間人のことを思っているのであれば、国際条約で禁止されている武器を使って村を襲い、女性や子供を虐殺した反体制派による、国内各地での数多くの虐殺に対応すべきだった。

RT:シリア政権がヒズボラに化学兵器を密輸していたという疑惑がありますが...。

HH:それは全くのデマだ。シリアから化学兵器が持ち出されたことはない。シリア政府は、化学兵器は戦略兵器であり、政府の監視下でシリアに保管されていると言っている。あなたが言っている報道は嘘だと思う。イスラエルは常にシリアの化学兵器庫と国境を越えた動きを監視しており、化学兵器がシリア国外に移動したことがないことをよく知っている。だから、シリアに対する軍事介入を正当化するために、こうした報道が捏造されたのだと思う。

■シリアは抵抗軸の重要な要素だ

RT:あなたは以前、米国がシリアを攻撃した場合、ヒズボラが報復すると言いっつ。今もこの立場を堅持していますか?

HH:政治的決定を下す際、ヒズボラは常に現地で収集した複数の事実に依拠している。私にも党指導部の他のメンバーにも、ヒズボラがこの紛争やあの紛争に関与するかどうかを独断で決める権利はない。ただ言えることは、シリアは抵抗軸の重要な要素だということだ。だからこそ、米国がシリアに侵攻した場合、最終的にどのような展開になるかは、介入を推進してきた米国人ですら、誰にも分からないのだ。米国が躊躇している主な理由はそこにあると思う。軍事的な選択肢に慎重であると言ってもいいだろう。
No.5
5ヶ月前
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元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。