それにしても、岸田内閣を支えた面々、自民党要職の政治家の劣化はスゴイと思う。

　岸田最側近だった元官房副長官木原誠二は、殺人事件捜査に圧力をかけたモラルなき権力濫用者にして、乱倫風俗通いの好色漢。犯罪者ではないにしても、政治家としての適格性に疑念を禁じ得ない。

　高木毅は下着泥棒であった。それが今や自民党国対委員長だという。元下着泥棒が出世できる世の中は、良い世の中か？元下着泥棒だって、政治家として大成することは美談か？私は、正直チョット違うのではないか？と思っている。人材難なだけではないか？しかも、このヒト、派閥事務総長でありながら、「会計には関わっていないので、何とも言いようがない」などと、フザけたコメントをしていた。そんなことで、世の中とーらねーぞ!というのが世間の常識だ。会計に関わっていようがいまいが調べて、然るべき責任を取るのがこのヒトの役割だ。

　萩生田は統一教会との関係が強い政治家。こう言ってはなんだが、世間一般では統一教会は忌み嫌われている新興宗教団体とみなされていた。私の学生時代では、統一教会系サークルへの勧誘が学内で問題視されており、注意が呼びかけられていた。霊感商法といった形で、信者によるオカシナ資金集めが社会問題となっていた。だから、統一教会の信者と分かれば、ある種の警戒の目線を向けられるのは詮無きこと。

　政治家がそんなオカシナ新興宗教団体と関係が深いというのは、世間一般と相当ズレている。非常識極まりない。

　そして安倍派の組織的な裏金作り。自民党の他の派閥はどうなのだ？

　裏金、殺人事件捜査への圧力、風俗通い、下着泥棒、反社会的新興宗教との癒着。

　自民党はいったいどういう政党なのか？次代を担う識見あるリーダーも見当たらない。自民党の劣化がヒドイ。だが、政治家は国民の写し鏡だ。日本人の劣化がヒドイというのが、根本問題だろう。その意味では、私は一度たりとも、自民党の政治家に責任を負うことはない。

　自民党に投票したB層に対して、オマエらのせいだ。責任取れ！と説教したいキブンである。