p_fさん のコメント
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本日の主題は「戦略的な互恵関係と新時代に相応しい中日関係を如何に構築するか」であり、多くの人は、明るい展望が提示されることを期待していると思います。 だが、短期的に、少なくともこれからの一年には、明るい展望の具体化はあり得ません。 それは残念ながら、今日の日本の対中政策は、日本独自の国益と、中国の国益の調整で形成される訳ではないからです。 日本の対中政策に望む基本は①日本の外交安全保障政策は米国に追随する②米中関係は不安定に推移し、悪化の可能性はあっても良好になる可能性は低いことから構成されます。 米国の情報機関 CIA は世界各国の情勢を知らせるサイトを持っていますが、ここでは「真の GDP 」として中国 24,8 兆ドル、米国 21,1 兆ドルとしています。 将来の発展を見る一つの指標は自然科学の研究です。今や量で中国は米国の上で、質を計量する指標「論文の引用件数上位10%」でも中国はアメリカを凌駕して
現状分析
核心的問題
問題解決策
を順次明快に述べておられ、聞き手にとって分かり易く、かつ実に的を射た名スピーチである。だが、それによって、米国の「召使い」国でしかない日本ができることは「辛抱」だけである―この情けなさも改めて浮き彫りになった。
本来ならば、明治~大正期のジャーナリスト、鈴木天眼が唱えた「アジア主義」―力を信奉し利己的に行動する欧米覇権主義を、平和・共生と利他の精神に立脚する東洋思想で凌駕する―今こそ これを実践すべきだろう。
> プーチンが陥った様に、罠に落ちる事なく
今尚「一億総ロシア/プーチン叩き」の日本では、孫崎さんと言えども公には こう語る他なかったと推察。まさに罠に嵌った真珠湾攻撃等とは違い、今次ウクライナ侵攻を決断させた挑発は余りにも度を超え、実際には「挑発」どころではなかった。
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