changeさん のコメント
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本日の主題は「戦略的な互恵関係と新時代に相応しい中日関係を如何に構築するか」であり、多くの人は、明るい展望が提示されることを期待していると思います。 だが、短期的に、少なくともこれからの一年には、明るい展望の具体化はあり得ません。 それは残念ながら、今日の日本の対中政策は、日本独自の国益と、中国の国益の調整で形成される訳ではないからです。 日本の対中政策に望む基本は①日本の外交安全保障政策は米国に追随する②米中関係は不安定に推移し、悪化の可能性はあっても良好になる可能性は低いことから構成されます。 米国の情報機関 CIA は世界各国の情勢を知らせるサイトを持っていますが、ここでは「真の GDP 」として中国 24,8 兆ドル、米国 21,1 兆ドルとしています。 将来の発展を見る一つの指標は自然科学の研究です。今や量で中国は米国の上で、質を計量する指標「論文の引用件数上位10%」でも中国はアメリカを凌駕して
共産党員が多くなれば、「汚職」などの腐敗が多くなり、「反腐敗闘争」に注力した。逆に党員の総量を抑え質を高めようとすれば、高齢化が進み、若年層が共産党を見放す。特権階層の維持も課題をたくさん抱えているようだ。
社会の活性化は、経済の市場経済化の推進であり、中国は教科書通りの発展を遂げてきた。問題は自由な競争は必ず格差を生み出す。共産主義のジレンマを生み出す。修正を大胆に実行すれば、経済の発展が大きく阻害される。経済発展に管理された発展が実行可能であれば都合がよいが、管理によって市場が大きく傷つき縮小化の道を歩むことになる。中国は現在この段階といえる。習近平の周りは「イエスマン」でうずめており、習近平の「書物」に従った方向性しか採用できず衰退化の道を転げ落ちていくのでしょう。一度苦い目を味あうことが次の発展につながると思えば日本が味わったように「授業料」と思うことが大切なのでしょう。
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