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りゃんさん のコメント

これは想像ですが、日本は明治以来の仕組みからして、大学よりも役所のほうが偉いので、(最近はかわってきつつありますが)とくにいわゆる文系の分野では、役所が大切な人材は自分で教育しようとしてきたのだとおもいます。たとえば高卒で役所にはいっても、抜擢されて教育をうけることのできるシステムがあると聞きます。また、日本の大学のいわゆる文系学部は、学問と、「踊らされること」の区別がついていない教授陣がかつては(いまも?)多かったので、役所はその点はきらったのではないでしょうか。
なんにせよ、優れたやりかたはマネすればいいとおもいますが、別の視点でいえば高等教育の米国化ということであり、問題点もあることでしょう。
No.18
9ヶ月前
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我が家は4人家族、私と妻と息子と娘。年齢はこの順である。年齢上位を敬うという日本の伝統にしたがい、家庭内では何となく、子供たちの就職までは序列的なものがあった。  だが学歴となると、逆である。私は大学中退、妻は大卒、息子は修士、娘は博士である。博士は当然えらい。娘は時に議論の中で「私はDOCTORだから」という。  娘は大学四年の時に内村鑑三スカラーシップで、アマースト大学に行き、そこからバージニア大学の英 ( 米 ) 文学博士課程に入った。  博士を入手する過程が興味深い。  まず、文学の主要なジャンルを二つ選択する。シェークスピア時代、黒人、環境、ジェンダー、都市、グローバリズム、文学理論等。  この二つで各々読むべき本100冊のリストを作成する。その審査を受ける。そして計200冊を読んだところでこれらの本に関する口述試験をうける。試験官達は適当な本を読んで質問すればいい。生徒はそうはいかない。100冊
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。