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p_fさん のコメント

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p_f
> 新しい概念を追求する競争である。

発明/発見が科学/工学が進歩する原動力だとすれば、益々テクノロジー万能となった現代社会で上記「競争」が熾烈になるのも必然だ。人間というのは全く因果な生き物である。だが、0か1かにはならないが、生来「独創」に不向きな人間の方が多数派だろう。従って、全ての人間が係る競争に巻き込まれたら堪ったものでない。この競争も西側、特に米国の独創性に富んだエリート層が焚き付け続けてきたのでないか。そして、基本的には貿易で食べていくしかない日本も、別の選択肢を見出せない限り、この競争から逃れることはできまい。即ち、少なくとも日本のエリート層に独創性が備わっていることは「死活的に重要」な条件ということだ。これは既に80年代後半には言われていたことだ。言っていたのは概ね「独創的」な人々だったろう。それは日本社会では「異端」であり、結局それらの声は掻き消された。一方では、米国が日本を植民地支配し続けるためには、多くの日本人が独創性に富んだり、英語ペラペラになったりしては困る―そうして日本では「自ら考えない」人間を「優秀な人材」とし続け、とんまな英語教育も一向に改めないのでないか。
No.4
10ヶ月前
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ダン・ブラウンは世界的ベストセラー『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』書く。  主人公はいずれも、架空の人物、ハーバード大学のロバート・ラングドン教授である。 『ダ・ヴィンチ・コード』では「ルーヴル美術館の館内で館長の射殺体が発見された。身体はダ・ヴィンチによる「ウィトルウィウス的人体図」を模した形になっていた。パリで講演を行い、書店でサイン会を行っていたハーバード大学のロバート・ラングドン教授は、フランス警察のベズ・ファーシュ警部に呼び出され、宗教象徴学の専門家として捜査協力を求められる」が物語の幕開けである。主人公をハーバード大学教授としているのであるから、当然、著者はハーバード大学の内情に熟知していなければならず、主人公は同じく「宗教象徴学の専門家」であるから、「宗教象徴学」専門に詳しくならなければならない。実際「宗教象徴」への言及はふんだんに出てくる。 だから、私は、書き手はハーバード
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。