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りゃんさん のコメント

>>4>>7

オバマが苦労して結んだイランとの核合意から、トランプ大統領のとき離脱したのは、フレデイさんたちもご存じでしょう。この離脱には、英仏独露EUすべてが当時反対しました。
一方、トランプがイスラエルに、米国歴代政権以上に肩入れしたことも当然ご存じですよね。

いまその米国の判断が良い悪いと議論するつもりはないですが(個人的には米国の失敗だったとおもっています。このコメント欄にも、愚かなことだというようなことを当時書いた記憶があります)、こうしたことは当然、今の中東情勢の背後にいるとおもわれるイランの態度に関係あるでしょう。

また、トランプが中共をどれほど批難してきたか、ご存じないわけではありますまい。そういうことたちについての議論はしないのですかと申し上げているのです。

トランプ当選の目玉の露宇戦争だって、トランプは単に援助から離脱するだけかもしれませんよ(戦争をやめさせるまでいかない)。だって、欧州での戦争には関わらないというのがもともとの(リンドバーグらがやっていたころの)米国のアメリカファーストです。戦争をやめさせるというような、ある意味強いかかわりをトランプが本当にするとおもいますか?

昨今の英仏独やバルト三国の情勢をみていると、露宇戦争は確実に欧州大戦になりかけています。トランプがどう言おうと、マクロンやスナクたちは、自国の論理があるだろうし、そうしているうちに結局米国が直接参戦するはめになったのが第二次世界大戦です。そういうことについての議論はしないのですかと申し上げているのです。

台湾だけでなく中共の南シナ海での態度をみるにつけ、またこのところの北朝鮮をみるにつけ、火種は数年前からは信じられないくらい増えています。そのどこかで米国人が多数死ぬようなことでもあると・・・

なお、「トランプがかったらアメリカの世界覇権がおわる」などと、本気で信じているのですか?結果的にそうなるかもしれないくらいは言えるかもですが、トランプが自ら好き好んでそうなるように行動するわけがないじゃないですか。トランプだろうとバイデンだろうとだれだろうと、米国は米国の都合を押しつけてくるだけで大統領が違えばその内容が違うだけです。
No.14
10ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・1月15日共和党の指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会でトランプが圧勝した。 ・ デサンティスが大統領選撤退を表明 、(注1月中旬での、各候補への支持率は RCP 平均でトランプ61%、デサンティス11%、 ヘイリー 12%。 ・現段階では民主党はバイデンを候補にする。ではバイデンとトランプが戦った場合はどうなるか。1月中旬で、 RCP 平均はトランプ45.8%、バイデン44.7%である。米国大統領選挙は代議員制度をとり、全取りの州がある。選挙動向を揺るがす州の状況を配慮するとトランプの優位は拡大する。米国では大統領選挙も賭けの対象で、1月中旬、賭けではトランプ 37.6 %、バイデン 29.0 %である。 アメリカ選挙人団;2024年は合計538人、伝統的に中南部は共和党が強く、西部・東北部がとよい。  スイング・ステート(英 : swing state )は、アメリカ合衆国大統領選挙の勝者総取り方式において、共和党・
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。