• このエントリーをはてなブックマークに追加

中庸左派さん のコメント

 日本のサヨクの蒙昧はある意味で度し難い。現実を無視し、事実関係も精査せずに空論を弄すだけだから。

 平和フォーラムは旧社会党系労組等が反戦平和運動を担うための組織として作った枠組である。

 今度2月24日に、その平和フォーラムが都内青山公園あたりで、「ロシアのウクライナ侵攻から2年 ウクライナに平和を!2.24青山集会&デモ」(13時半〜)を開催するという。

http://www.peace-forum.com/20240224aoyama

 チラシらしきものにこんな謳い文句。「ロシアは即時、撤退せよ!」「すべての戦争と戦争準備に反対!」

 まだ、こういうしょーもない空論を言っている。

①ロシアは撤退するわけがない。撤退するくらいなら、最初から特別軍事作戦を実施しない。

②ウクライナの反転攻勢は失敗に終わり、戦況の生殺与奪を握っているのはロシアだ。ウクライナは武器と徴兵の枯渇により形勢逆転はあり得ない。アメリカ帝国ら西側の無限の支援はありえないし、あってはならない。要するに戦況は完全にロシア有利。

 これが、戦況関係の事実現実だ。ロシアが有利なのに、なんでロシアが撤退するのか?

 あまりに言っていることが、バカバカしい非常識な空論である。こういうことをよく真顔でいえるものだ。わたしとしては、ちょっとした「身内感覚」もあって、アホな身内に呆れ果てて、失望が深いカンジである。

 だいたい、「すべての戦争と戦争準備に反対!」と言いながら、何故かアメリカ帝国らの武器支援はスルーしており、何故武器支援ヤメロ!とスローガンに加えないのか、全く理解不能。論理矛盾だし、著しいバランス感覚の欠如である。

 武器支援を批判しないことは、ネオコンらと完全に同じ姿勢でしかないことに自覚がない。

 論理や道理をわきまえないのではサヨクにすら値しない。ネオコンとかネトウヨと同じ類いだ。
No.17
9ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ウクライナがロシアに勝つシナリオは消滅したと言っていい。  ウクライナがロシアと戦えるのは米国をは自滅する NATO 諸国が武器を提供できたからだ。だが下院の多数を占める共和党は武器供与の削減を求めている。かつガザ戦争で米国の関心は中東に移っている。  前線では武器不足を背景に、ウクライナ軍に領土奪回の意思はなく、守りに精一杯であるが、これか r 領土を奪われていくであろう。  欧米の主要紙は「 ウクライナの対ロシア勝利の望みは ない」ことを書き始めている。 ウクライナの対ロシア勝利の望みは消えつつある ( WP ) Ukraine’s hopes for victory over Russia are slipping away ( WP ) ゼレンスキー大統領は昨年末、西側諸国の首都を歴訪し 、キエフへの新たな追加資金を巡る紛争と米国議会の麻痺による国際社会の疲弊が高まる中、 支援を訴えた。 同じ頃、彼の 最高司令官ワレリー・ザ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。