• このエントリーをはてなブックマークに追加

p_fさん のコメント

userPhoto
p_f
RT 3 Feb, 2024

米国の中東攻撃は「戦略的誤り」-イラン
https://www.rt.com/news/591785-us-strikes-strategic-mistakes-iran/

イラン外務省は、シリアとイラクの民兵組織を標的とした最近の作戦についてコメントした-

イラン外務省のナセル・カナニ報道官は、米国はイラクとシリアの標的を攻撃することで、既に激動している地域の緊張を更に煽ることになり、大きな失態を犯した、と述べた。

カナニ報道官は土曜日の声明で、米国による両国の民兵組織への空爆を非難した。米国政府高官は、今回の攻撃はイランのイスラム革命防衛隊(IRGC)のコッズ部隊(対外活動を専門とするエリート秘密部隊)に関連するグループを標的にしたもので、これはヨルダンの米軍基地が攻撃され、3人の軍人が死亡、数十人が負傷したことに対応したものだと述べた。

同報道官は、米国はイラクとシリアの主権と領土保全を侵害したと主張し、この決定は「米国政府による新たな冒険であり戦略的ミスであり、地域の緊張と不安定の激化以外の結果はもたらさない」と述べた。

同氏はまた、米国が攻撃を開始することで、ガザ地区でパレスチナ武装組織ハマスと紛争状態にあるイスラエルを支援していると強調した。 後者はテヘランと密接な関係があり、10月初旬にユダヤ国家を攻撃し、この戦闘の結果として、多くの民間人を含む数万人の死者と前例のない破壊をガザにもたらした。

カナニ報道官は、現在の地域全体の危機の根本的な原因は、「イスラエル政権の占領」と この政権のガザでの作戦、そして「米国の無制限の支援によるパレスチナ人の大量虐殺」にあると付け加えた。

しかし同報道官は、イラン系組織を攻撃したという米国の主張には触れなかった。テヘランは以前、米国の軍事施設を攻撃した地域組織は、イランの命令ではなく、独自に行動していると述べた。

金曜日、ジョー・バイデン米大統領は、米国によるこの地域での新たな空爆の波についてコメントし、米国は「中東や世界の何処においても紛争を求めない」と強調したが、米国人に危害を加える者への報復を警告した。米国政府高官もまた、イランとの衝突は望んでいないと述べている。

米国の動きに先立ち、イランのエブラヒム・ライシ大統領もまた、テヘランは「如何なる戦争の発端にもならない」と述べたが、自国に圧力をかけようとする者には「断固として対応する」と誓った。
No.2
9ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A ―1:イラン側反応 ・ イランは土曜日、米国を非難した。イラクとシリア 内の、イランが 支援する同国軍や民兵組織に関連している施設への空爆 を非難した。しかし 、、報復するとの脅しは控えている。 イランメディアによると、ホセイン・アミール・アブドラヒアン外相は、今回の攻撃は「武力と軍隊に頼って問題を解決しようとする」数十年にわたる米国の努力 に従うもの であると述べた。アブドラヒアン氏は、訪問中の国連との会合でコメントした。 これに先立ち、外務省報道官のナセル・カナニ氏は今回の攻撃を「アメリカ政府による新たな戦略的ミス」と呼び、この地域を不安定化させるだろうと予測していた(ニューヨークタイムズ) ・イランの反応予測 (ニューヨークタイムズ) イランと米国がシリアとイラクの 85 か所の目標に対する米国の空爆による被害を評価する中、ボールは突然テヘランの コート に移り、 反撃するか攻撃を受け入れてエスカレーションを鎮めるか
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。