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中庸左派さん のコメント

 アメリカ帝国兵士の死に対する報復は、覇権維持のためのなりふり構わぬ悪あがきであり、短期的には明らかな戦争のエスカレーションということではないか?

https://www.aaronmate.net/p/unlocked-biden-sacrifices-american

「疑いなく明らかなことは、バイデンがガザでのイスラエルの大量虐殺キャンペーンだけでなく、より広範な地域の米国の覇権への献身のため、米軍を危険にさらし、より広範な地域的エスカレーションを引き起こしたということである。そして超党派の米国支配層がその政策の背後で足並みを揃えているため、当面の問題はどのような「レベル」の侵略を行うかということだけだ。」

「イランの同盟国は「もはや単なるイランの代理人ではない」とカッツは書いている。 「むしろ、イデオロギー的に一致し、軍事的に相互依存し、相互防衛を約束する成熟した政治的・軍事的アクターの集合体となっている」」

 アメリカ帝国の論理を鵜呑みにする愚か者は、イランをやたら背後から操る黒幕みたいに見立てて、濡れ衣をきせては「抵抗枢軸」攻撃を正当化するが、もはや中東におけるイスラエルやアメリカ帝国への攻撃や憎悪は「指令」も「教化」も必要なしだろう。

 さて、アメリカ帝国の報復の後、その結果なにが起こるのか?こんな予測する人がいる。

https://bmanalysis.substack.com/p/chickens-in-the-middle-east-i

「イランへの攻撃は、中東全域でおよそ100万人か200万人の命、数万人のアメリカ人の命を奪い、もはや「二国家」解決策はなく、イスラエルを含まない「一国家」解決策になる可能性が高い...。

欧米の経済システムへの影響は言うまでもない。 長い間、この地域からの石油の供給がなくなるのだ。」

「正直なところ、イスラエルの戦略的敗北と降伏なしには、この状況を打開する方法はないと思う。 そして、これはネタニヤフ首相の唯一の責任である。 彼は自分のしたことで国と国民を裏切ったのだ。」

 私は即時停戦を期待するが、イスラエルのために期待するわけではない。
No.6
3ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A ―1:イラン側反応 ・ イランは土曜日、米国を非難した。イラクとシリア 内の、イランが 支援する同国軍や民兵組織に関連している施設への空爆 を非難した。しかし 、、報復するとの脅しは控えている。 イランメディアによると、ホセイン・アミール・アブドラヒアン外相は、今回の攻撃は「武力と軍隊に頼って問題を解決しようとする」数十年にわたる米国の努力 に従うもの であると述べた。アブドラヒアン氏は、訪問中の国連との会合でコメントした。 これに先立ち、外務省報道官のナセル・カナニ氏は今回の攻撃を「アメリカ政府による新たな戦略的ミス」と呼び、この地域を不安定化させるだろうと予測していた(ニューヨークタイムズ) ・イランの反応予測 (ニューヨークタイムズ) イランと米国がシリアとイラクの 85 か所の目標に対する米国の空爆による被害を評価する中、ボールは突然テヘランの コート に移り、 反撃するか攻撃を受け入れてエスカレーションを鎮めるか
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。