• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

GDPについては「2期連続のGDPマイナス成長は、一般的に景気後退と定義されている」というが、
事態の本質をもう少し考える必要がある。その意味で良い練習問題だとおもう。

ドイツの経済成長については、
①ユーロにより「通貨安」を享受(マルクならとんでもないマルク高だったにちがいない)
②ロシアからの安いエネルギー
③中共の経済成長に牽引された

これらの点がもう10年かもっと前から言われていたとおもう。
現在②③についてはもはや失われてしまった。

さらにドイツは現在高インフレであり、それによる「無駄な」GDP増加の面がある。
一方日本はここにきて円安であり、為替の影響が当然ある。

円安が続くとして長期的な影響はそれはそれで問題だが、
大事なのは、目先のGDPよりも日本が今後どれほど経済成長できるかだ。
さもなければ、「豊かな高齢者」から福祉をある程度奪わなければならないだろう。
こういうと、ほとんどすべての高齢者が自分は「豊かな高齢者」ではないと自己規定しているだろうが、
そんなはずがないじゃないか。
No.10
9ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A ―1 BBC 日本、予想外の景気後退入り  GDP が 2 期連続マイナス 日本の内閣府は 15 日、 2023 年 10 ~ 12 月の国内総生産( GDP )を発表した。 2 四半期連続でマイナス成長となり、日本は予想外の景気後退(リセッション)に入った。世界 3 位の経済大国の地位をドイツに奪われた可能性もある。 内閣府によると、 2023 年 10 ~ 12 月の GDP は前期( 7 ~ 9 月)比 0.1 %減だった。この状態が 1 年続く場合の年率換算は 0.4 %減となり、予想されていた以上に低下した。 7 ~ 9 月期は前期比 0.8 %減、年率換算では 3.3 %減だった。 エコノミストらは 2023 年 10 ~ 12 月期について 1 %以上のプラス成長を見込んでいた。 今回の発表は速報値で、今後修正される可能性がある。 2 期連続の GDP マイナス成長は、一般的に景気後退と定義されている。 A ― 2  ロイター;GDP 10─12 月期は 2 四半期連続マイナス、年率 0.4 %減 内需低迷 - 10 ─
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。