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りゃんさん のコメント

時々この話題が出る。もちろん日本で政治的表現の自由がどのくらい貫徹できているかは、つねに反省が必要だが、この問題を、親露派のヒトビトが持ち出すのは、つねに逆効果なのにとおもってみている。ナワリヌイを追悼するために集まっているだけのひとびとが拘束されるような社会なら、まだ日本のほうがマシだとおもう日本人が、圧倒的に多いだろうからだ。

しばらくまえに、イスラエルですらやらないような人権弾圧を中共はしていると書いたら、二人から、しつこくつきまとわれた。ネトウヨの便所の落書きなのだそうだ。

しかし、ハマスが人材をリクルートできて私設の軍隊までつくっているという事実自体、ガザでは政治的表現の自由があり、それにもとづく行動の自由も一定程度あったことが明らかだろう(今後イスラエルがどうするかはわからないが)。一方ウイグルでは、人民は強制収容施設に収容され、思想改造されるのだ。念のため書いておくが、いまイスラエルがやっている行為を弁護する意図はいっさいなく、ただ事実を述べているだけだ。
No.1
9ヶ月前
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2017年1月、本の歴史の中でも特筆すべき事件がおきた。約70年前に書かれた小説が突然、米国でベストセラー NO1 になったのである。小説は英作家 オーウェル作『1984』。1949年に初版発表。2017年1月23日アマゾンのトップ10リストに顔を出し、25日には1位になった。 一寸考えてみよう。1949年の日本のベストセラーを見てみる。①この子を残して 永井隆。②共産主義批判の常識、小泉信三、③風と共に去りぬ、ミッチェル、⑤細雪谷崎潤一郎。この類の本が突然ベストセラー NO1 になったようなものだ。 この現象はトランプ大統領の登場と関係がある。 ミチコ・カクタニ( 1955 年米国生まれ。父はイェール大学数学科教授の角谷静夫)はニューヨーク・タイムズ紙に「1984は何故2017年の必読書か( Why ‘1984’ Is a 2017 Must-Read )を寄稿している。 『約 70 年前の小説『 1984 年』で描かれた
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。