sagakaraさん のコメント
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2017年1月、本の歴史の中でも特筆すべき事件がおきた。約70年前に書かれた小説が突然、米国でベストセラー NO1 になったのである。小説は英作家 オーウェル作『1984』。1949年に初版発表。2017年1月23日アマゾンのトップ10リストに顔を出し、25日には1位になった。 一寸考えてみよう。1949年の日本のベストセラーを見てみる。①この子を残して 永井隆。②共産主義批判の常識、小泉信三、③風と共に去りぬ、ミッチェル、⑤細雪谷崎潤一郎。この類の本が突然ベストセラー NO1 になったようなものだ。 この現象はトランプ大統領の登場と関係がある。 ミチコ・カクタニ( 1955 年米国生まれ。父はイェール大学数学科教授の角谷静夫)はニューヨーク・タイムズ紙に「1984は何故2017年の必読書か( Why ‘1984’ Is a 2017 Must-Read )を寄稿している。 『約 70 年前の小説『 1984 年』で描かれた
読売新聞・2024年2月19日
デジタル赤字5・5兆円、14年比で2・6倍…米巨大ITへの依存増
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240218-OYT1T50112/
クラウドサービスなどで米巨大IT企業の市場支配力が増す中、デジタル関連サービスの海外との取引状況を示す「デジタル収支」の赤字が拡大している。三菱総合研究所の集計によると、2023年の赤字額は約5・5兆円に達し、14年比で2・6倍に膨らんだ。日本のデジタル分野の劣勢が招く国富の流出が深刻になっている。....................................
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三菱総研の綿谷謙吾研究員は「チャットGPTなどの生成AIも米企業のサービスが強く、日本企業がAIの利用や業務のデジタル化を進めれば進めるほど海外への支払いは増える。今後もデジタル赤字は拡大し続けるだろう」と予測する。
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どうも日系IT半導体エレクトロニクス産業がGAFAMにアウトソーシング先に中国・韓国・台湾を使われて敗退させらて以来、デジタル赤字が拡大でデジタル植民地状態の模様です。
ドコモのiモードはスマホで敗退させられました。日系メーカーは全ての情報がスマホに集約される中でスマホでの収益を確保できる物を持たず敗退が多数でした。
ソニーは御曹司が外資に売ってしまいました。ソニーのスマホやゲーム機・映像機器は外資としての収益です。
東芝は原発のババをつかまされ解体。液晶のシャープは身売り、苦境の三洋を買収したパナソニックは大型ディスプレイで敗退しました。
一時的に世界を席巻したIT半導体エレクトロニクス産業は見る影もありません。
大手プラットフォームやグーグルの検索エンジンで新聞テレビの次の世代の情報が外資に支配されている模様です。
金融界も1997年の金融ビッグバンで本格的に外資が参入し、山一証券、長銀とか大手都市銀行が敗退させらました。
その上に小泉竹中改革で日系優良企業の40%~30%を外資に取得されて、大株主に君臨された末の日経平均株価38,000円です。
植草一秀氏のメルマガでは今のバブル期並みの株価は労働分配率の低下によってもたらされたもので決して喜んでいる場合ではないとの事です。
世界的に優勢だったIT半導体エレクトロニクス産業や銀行がここまで敗退した理由は最終的に日米安保条約の日米地位協定の改定ができずに治外法権を解除をできないことにあると思えて来ました。
自民党にさえ大資本の下請けのカルト教団が入り込んでいるからです。
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