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フレデイ タンさん のコメント

世界が激動期に突入してますから中国の当局としては経済のマクロ見通しについては慎重にならざるを得ません。その理由は次のようなことではないでしょうか。

1.米国、西欧、日本が中国との経済交流にブレーキを掛けつつあること。
2.グローバルサウスが英国、西欧、日本に嫌気がさしてきていても中国経済になだれ込むには時間がかかること。
3.今年、間違いなく到来する米国のウクライナ敗戦処理、及び財政立て直しの為の新ドル体制への移行に伴う世界経済への影響の度合いが未知なこと。

中国は今最も警戒していることは内憂外患に悩む米国が新たな戦争をこの極東で起こすことです。台湾の平和的解決の文言を敢えて消したのは米ネオコンに発した警告なのでしょう。
No.1
8ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1 NYT; 中国、力強い経済成長目標を設定も大きな刺激策なし China   Sets   Robust   Economic Growth Goal but No Big Stimulus 李強首相は今年約5%の成長を目標としているが、 財政赤字を景気刺激策に使うことに引き続き消極的 であることを示唆している。中央政府の支出計画にはほとんど変化が見られなかった。財政赤字は経済投入量の3%に設定され、これは昨年初めと同じ目標だった。 A-2 ブルームバーグ:中国、約 5 %という野心的な GDP 成長目標を設定 A-3  日経;中国、 成長目標「 5% 前後」で据え置き  全人代開幕 中国の第 14 期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の第 2 回会議が 5 日午前、北京の人民大会堂で開幕した。李強首相は 2024 年の実質経済成長率の目標を「 5% 前後」とし、 23 年目標と同水準に据え置いた。 不動産不況や消費低迷が続くなか 積極財政を強める方針を
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。