中庸左派さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
ウクライナ問題は重要な岐路に来た。 まず、兵員数、砲弾数、ハイテク武器―無人機、ミサイル、―でロシアはウクライナを凌駕している。かつ三氏側諸国はモスクワ攻撃を出来る武器はウクライナに与えていない。この中、ロシアが敗北し、侵攻前の国境線まで戻ることはない。 後の選択は①和平に向かう、②戦争を継続するの二つである。 ウクライナ戦争の大きな背景は、ウクライナ戦争で米欧の軍需産業は莫大な利益を得、彼らが欧米の政策に影響を与えていることにある。ウクライナが負けない程度に軍事支援を行おうとしている。 戦争を継続すればウクライナはどうなるか。 ① 多くの国民の居住地からの離脱。昨年4000万人口の内、800万が国外、500万が国内で移住している。 ② GDP は大きく下がっている、 ③ 一般市民の困窮が続く ④ 戦争では、激しい時は日に100名以上の戦死者が双方に出る。 vこうした
https://mainichi.jp/articles/20240314/ddm/007/030/094000c
欧州の一般大衆は現実をある程度正確に認識しているのだろう。日本のB層や自称「専門家」とは大違いではないか?
当事者ウクライナはどうか?民主主義でもなんでもない戒厳令下の言論統制の中にあっても、さすがに「ウクライナで「領土断念」が増加、ロシアでは「勝利信じる」7割 世論調査を読み解く」とある。
https://globe.asahi.com/article/15172038
ところで、上記記事によると欧州市民の世論調査を実施したのは、「欧州外交評議会」(ECFR)なるシンクタンク。
「ECFRは、ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団、コミュニタス財団、シグリッド・ラウジング、ウニクレディトからの初期資金を得て、マーク・レナードと50人の創設メンバーからなる評議会とともに2007年に設立され」となっている。
出ました!ジョージ・ソロス。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/European_Council_on_Foreign_Relations
ソロスと言えば、「「つまり、ウクライナの勝利はロシア帝国の崩壊を意味する。ロシアが欧州や世界に脅威を与えることはなくなるだろう」とし、「前向きな大きな変化となる」と語った。」
https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2UR01V/
まんま、ネオコンの発想。こういうグローバリストだか、「トロツキスト」だか、戦争屋みたいな連中が、憎きロシアを叩き潰すために、まだまだウクライナ人に戦争をさせようと煽っている。そんな陰謀も知らずに日本のB層はウクライナガンバレー!と声援を惜しまないが、結果的には敗北必至のウクライナ人を死に追いやっている。
つけるクスリが欲しいものだ。人間はどこまで愚かに成り果てるのか?
上記の毎日の記事に戻ると、
「同評議会の欧州世論主任アナリスト、パベル・ゼルカ氏は(中略)「欧州の政策担当者が戦闘継続が必要だと考えるのであれば、世論に迎合するのではなく、なぜ必要なのかを説明し、よりよく説得する必要がある。今回の調査結果は、欧州の政策の是非ではなく、政策への理解が浸透しているかどうかのコミュニケーションの問題を浮き上がらせている」と指摘した」だと。
繰り返しで恐縮だが、「戦闘継続が必要だと考える」「世論に迎合するのではなく、なぜ必要なのかを説明し、よりよく説得する必要がある」と宣うコイツは何様か?心底怒りを覚えるのである。
世論調査が示したものは、安全地帯に鎮座してヒトを戦争の手駒くらいにしか考えていないエリートと欧州市民の分断の一側面だろう。
エリート、ネオコン、軍産複合体、戦争屋、グローバリスト、DS等様々な呼び名や属性があるが、これらの特権集団と一般大衆とか庶民の利益との対立、乖離がどんどん広がっている。まずは、その対立の構図を意識化することが第一歩だ。日本人はまだ一歩も踏み出せていない残念な状況である。
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