ウクライナ問題は重要な岐路に来た。
まず、兵員数、砲弾数、ハイテク武器―無人機、ミサイル、―でロシアはウクライナを凌駕している。かつ三氏側諸国はモスクワ攻撃を出来る武器はウクライナに与えていない。この中、ロシアが敗北し、侵攻前の国境線まで戻ることはない。
後の選択は①和平に向かう、②戦争を継続するの二つである。
ウクライナ戦争の大きな背景は、ウクライナ戦争で米欧の軍需産業は莫大な利益を得、彼らが欧米の政策に影響を与えていることにある。ウクライナが負けない程度に軍事支援を行おうとしている。
戦争を継続すればウクライナはどうなるか。
① 多くの国民の居住地からの離脱。昨年4000万人口の内、800万が国外、500万が国内で移住している。
② GDPは大きく下がっている、
③ 一般市民の困窮が続く
④ 戦争では、激しい時は日に100名以上の戦死者が双方に出る。
vこうした
孫崎享のつぶやき
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、9日公開インタビューで「最も強いのは国民の事を考え白旗をあげる勇気を持って交渉する人。負けと分かった時や物事がうまくいかない時、交渉する勇気が必要だ」。欧米は反発報道。ウクライナ国民への影響は強い。ゼレンスキーはユダヤ人。
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コメント
コメントを書く「ウクライナ勝つ」1割 欧州世論調査、悲観的見方広がる 露勝利は2割 反転攻勢不発で和平論拡大 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240314/ddm/007/030/094000c
欧州の一般大衆は現実をある程度正確に認識しているのだろう。日本のB層や自称「専門家」とは大違いではないか?
当事者ウクライナはどうか?民主主義でもなんでもない戒厳令下の言論統制の中にあっても、さすがに「ウクライナで「領土断念」が増加、ロシアでは「勝利信じる」7割 世論調査を読み解く」とある。
https://globe.asahi.com/article/15172038
ところで、上記記事によると欧州市民の世論調査を実施したのは、「欧州外交評議会」(ECFR)なるシンクタンク。
「ECFRは、ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団、コミュニタス財団、シグリッド・ラウジング、ウニクレディトからの初期資金を得て、マーク・レナードと50人の創設メンバーからなる評議会とともに2007年に設立され」となっている。
出ました!ジョージ・ソロス。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/European_Council_on_Foreign_Relations
ソロスと言えば、「「つまり、ウクライナの勝利はロシア帝国の崩壊を意味する。ロシアが欧州や世界に脅威を与えることはなくなるだろう」とし、「前向きな大きな変化となる」と語った。」
https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2UR01V/
まんま、ネオコンの発想。こういうグローバリストだか、「トロツキスト」だか、戦争屋みたいな連中が、憎きロシアを叩き潰すために、まだまだウクライナ人に戦争をさせようと煽っている。そんな陰謀も知らずに日本のB層はウクライナガンバレー!と声援を惜しまないが、結果的には敗北必至のウクライナ人を死に追いやっている。
つけるクスリが欲しいものだ。人間はどこまで愚かに成り果てるのか?
上記の毎日の記事に戻ると、
「同評議会の欧州世論主任アナリスト、パベル・ゼルカ氏は(中略)「欧州の政策担当者が戦闘継続が必要だと考えるのであれば、世論に迎合するのではなく、なぜ必要なのかを説明し、よりよく説得する必要がある。今回の調査結果は、欧州の政策の是非ではなく、政策への理解が浸透しているかどうかのコミュニケーションの問題を浮き上がらせている」と指摘した」だと。
繰り返しで恐縮だが、「戦闘継続が必要だと考える」「世論に迎合するのではなく、なぜ必要なのかを説明し、よりよく説得する必要がある」と宣うコイツは何様か?心底怒りを覚えるのである。
世論調査が示したものは、安全地帯に鎮座してヒトを戦争の手駒くらいにしか考えていないエリートと欧州市民の分断の一側面だろう。
エリート、ネオコン、軍産複合体、戦争屋、グローバリスト、DS等様々な呼び名や属性があるが、これらの特権集団と一般大衆とか庶民の利益との対立、乖離がどんどん広がっている。まずは、その対立の構図を意識化することが第一歩だ。日本人はまだ一歩も踏み出せていない残念な状況である。
孫崎先生がおっしゃる<ウクライナ戦争の大きな背景はウクライナ戦争で米欧の軍需産業は莫大な利益を得彼らが欧米の政策に影響を与えている>とされる命題に全てが収斂すると私は考えてます。
バルバロッサ電撃攻撃を敢行したヒットラーの背後にはクルップ財閥があったこと、そしてそのバルバロッサはレニングラードの玉砕で終了しました。そしてドイツはソ連軍に降伏したのです。裁判でクルップは戦争犯罪で問われましたが、英米が反対して無罪となってます。因みに日本の三菱はマッカーサーの意向で解体されました。日本は今も戦争しません。ところがクルップは変形し、米の軍産複合体と米金融財閥に吸収されて、ウクライナのユダヤに対露万歳攻撃を強いているのです。これは私の見方ですが、ロシアはもっと明確にその現象を捉え、認識しているのです。
続く
>>2
続き
ここで一つの変化が日本で興っていることを私は感じてます。ウクライナ戦争をウクライナ側に立ってキャンペーンしてきた朝日新聞が何と昨日「ロシア軍支えるボランテイア2万団体」の見出しでロシアよりの記事を出したのです。この新聞は世界がウクライナ戦争で180度方向転換する恐れを嗅ぎ取ったのでしょうか。その為のアリバイ作りを始めたのではないでしょうか。
クルップの解体を失したロシアはこのウクライナ戦争を機に米の軍産複合体と好戦的なウオール街の解体をしない限りこの地球から戦争を根絶やしにすることは出来ないと認識し今後も動くのではないでしょうか。
ローマ教皇の発言はゼレンスキーに向けられたものだろうが、同時にゼレンスキーを傀儡に据えてイカサマな対ロシア戦争を仕掛けた西側(DS)への批判も込められているのだろう。だが、そんな事情を知らない人間、特に一億総「ロシア叩き/ウクライナ支援」の国民などが聞けば、かつて戦時中、平和主義者を「非国民め!」「国賊め!」と排除した時と同じ感情が滾るだけでないか。
> ウクライナ戦争の大きな背景は、ウクライナ戦争で米欧の軍需産業は莫大な利益を得、彼らが欧米の政策に影響を与えていることにある。
これを広く理解させた上でない限り、DSメディアに誘導されたゾウリムシの如き単細胞の大衆は、係る教皇発言を罵倒するだけだろう。それを非難する唯の平和主義者との間で飽きずに水掛け論を繰返すだけだ。「朝ナマ」状態ということだ。
RT 13 Mar, 2024
プーチン、ウクライナとの和平交渉の条件を提示
https://www.rt.com/russia/594196-russia-putin-ukraine-peace-talks/
交渉は「願望」よりも現実に基づいて行われるべきだとロシア大統領は述べた-
ロシアはウクライナ紛争終結に向けて和平交渉に応じる用意があるが、ロシア国家の安全を保証する有意義な対話を模索しており、交渉がキエフに再軍備の機会を与えるためのものではないことを確認したいとウラジーミル・プーチン大統領は述べた。
同氏は水曜日、ジャーナリストのドミトリー・キセリョフとのインタビューで、ロシアは交渉を再開する用意があるかという質問に答えた。プーチンは、モスクワは交渉に前向きだと述べた。
「我々は交渉の準備ができているか?そう、準備はできている。しかし、真剣な交渉に対してだけだ。交渉は、向精神薬を使用した後に思い付いた希望リストに基づくものではなく...現実に基づかねばならない」と同氏は説明した。
「彼ら(ウクライナ)が弾薬を使い果たしているという理由だけで」今交渉するのは「馬鹿々々しい」だろうとプーチンは述べたが、米国による600億ドルの対ウクライナ支援策が米国議会で行き詰まっていることから、キエフの主要な支援国である米国からの支援が減退していることに言及したとみられる。
「しかし、我々は真剣に話し合う準備ができており、全ての紛争、特にこの紛争を平和的手段で解決したいと考えている。しかし、これは敵が望む再軍備のための一時的な停戦ではなく、ロシア連邦の安全保障を伴う真剣な対話であることを我々は明確に理解しなければならない」
ウクライナのピョートル・ポロシェンコ前大統領とドイツのアンゲラ・メルケル元首相は、2014年にモスクワが調停されたミンスク協定が、マイダン・クーデターによって引き起こされた武力衝突をきっかけにキエフ軍が再軍備するために特に利用されたことを認め、これによって最終的にクリミアはロシア連邦に加盟した。
先月、米国のジャーナリスト、タッカー・カールソンとの会話の中で、プーチンは、ロシアは引き続きウクライナとの交渉の用意があるが、交渉を行うためには、ゼレンスキー大統領がモスクワとの交渉を禁じる大統領令を撤回することも必要だと繰り返した。
ロシアとウクライナの間の有意義な和平交渉は2022年3月に決裂し、双方は互いに非現実的な要求をしていると非難した。
その後、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領曰く、ウクライナの代表団は当初、トルコでの会談でロシア側の条件の一部に合意していたが、その後 突然合意を反故にした。
イスタンブールでのウクライナの首席交渉官であったダビド・アラハミアが暴露したところによると、当時の英国首相ボリス・ジョンソンが会談の失敗を画策する上で極めて重要な役割を果たしたという。アラハミアによれば、当時のジョンソンはウクライナ側に「とにかく戦いを続けよう」とだけ伝え、ロシアとは何も調印しないよう促したという。ジョンソンは和平交渉の頓挫に関与したことを否定している。
モスクワとキエフの協議が決裂してからも、ロシアは有意義な和平交渉に前向きであることを繰り返し強調し、外交的打開策がないのはウクライナ当局の所為だと非難している。
ウクライナに侵攻したのは、間違いなくロシアであり、ロシアの正義に合致した条件で停戦交渉できるかどうか。
ウクライナ側に残されているのは、ロシアの停戦条件に合意できるかどうか。
①合意できれば停戦交渉に臨むべきでしょう。
②合意できなければ、降伏せざるを得なくなるまで戦うしかない。
もっと複雑化させていることは、NATOがロシアとの敵対関係をどの様に精算できるかが絡み、ウクライナだけで判断できなくなっている。もともとウクライナのNATO加入問題が存在したが、北欧2か国のNATO加盟はロシアの想定外であり、ロシアの戦略が想定外の方向に展開しているともいえる。停戦は望ましいが、条件が双方に納得できる範囲で交渉できるかは相当の困難が伴うというべきでしょう。
>>5
ウクライナに侵攻したのは間違いなくロシアだ、と信じ込んでいるのは日本のB層くらいじゃないでしょうか。そして、戦うしかないと思うのも日本のB層の単純な頭を持った連中でしょうね。
侵攻という単語でふっと私のあたまをよぎったことは日本の1941年の軍部は今の日本のB層の頭と同じ質のものではなかったかということです。
パールハーバーは余計だった。インドネシアとマレーシャとフィリピンとベトナムを植民地状態から解放するという聖戦に限るべきだった。米国民を怒らすのは余計だった。
プーチンの戦争を見ているとやはり彼は賢いと思わざるを得ません。彼はデフェンスに徹してます。
RT 13 Mar, 2024
世界をリードするロシアの核兵器、西側の「吸血鬼 舞踏会」、トランプからの不満:プーチン大統領会見の要点
https://www.rt.com/russia/594201-putin-interview-kiselyov-recap/
ロシアの指導者は、大統領選挙を数日後に控え、国内メディアと掘り下げた対談を行った-
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、大統領選挙を数日後に控え、ロシヤ・セゴドニャ紙のドミトリー・キセリョフ記者とのインタビューでモスクワと西側諸国との対立について詳しく語った。
以下は、プーチンの掘り下げた議論から得られた重要な要点である。
■西側の「吸血鬼 舞踏会」は終わりつつある
非西側諸国は主権を求めて努力しており、ロシアが米国やその同盟国と対峙するのを興味深く見守っている、とプーチンは述べた。
西側エリートたちは「アフリカの貧しい人々を引き裂き」、ラテンアメリカとアジアを500年間搾取してきたと同氏は主張し、西側は不当な優位性を守ろうと依然として必死であると付け加えた。
「何世紀もの間、彼らは自分たちの胃袋に人肉を詰め込み、懐に金を詰め込むことに慣れてきた。しかし、彼らはこの『吸血鬼 舞踏会』が終わりに近付いていることに気付かなければならない」
エマニュエル・マクロン仏大統領の最近のタカ派的な言動は、同国がアフリカの旧植民地から撤退した後に生じた感情の爆発だったのかもしれない、とプーチンは示唆した。パリはロシアがアフリカ大陸を弱体化させていると非難しているが、プーチンは、ロシアはこの大陸から「誰も搾り取ったりはしていない」と主張した。
■「レッドライン」無効
マクロンは、西側諸国がロシアと対峙する際には「越えてはならない一線」など設けるべきではないと主張しているが、このような政策をとる国にはモスクワも相応の対応をするだろうとプーチンは警告した。しかし、そのような言説は単に政治家が「空想して興奮している」だけであると同氏は示唆した。
プーチンはまた、キエフを支援するために西側の軍隊を派遣することは、ウクライナの国家としての地位を脅かすことになると主張した。ポーランドは特に第二次世界大戦後にソ連に奪われた土地のことで恨みを抱いており、もしワルシャワがウクライナに軍隊を派遣すれば、ポーランドは「立ち去らないだろう」とロシア指導者は主張した。
モスクワはウクライナとの和平に引き続きコミットしているが、キエフの「麻薬に煽られた希望リスト」に基づいて解決するつもりはない、とプーチンは強調した。ロシアの安全は、西側諸国の約束違反によって生じた信頼の溝を埋める形で保証されなければならない、と同氏は付け加えた。
■キエフは「PRのために自国軍を虐殺」している
ウクライナは前線での勝利がないため、この政府は軍事的価値のない無謀な行動に駆り立てられているとプーチンは主張し、キエフがドニエプル川の東に足場を築こうとしていることを引き合いに出した。
「彼らは国民を肉挽き機に送り込んでいた。最近では兵士たちは(補給の問題のため)文字通り裸足だった」と大統領は主張した。
キエフは自国の絶望的な状況を隠すことで、西側からより多くの援助が得られると期待して兵士を犠牲にしている、とモスクワは考えている。
■ロシアは核戦争に備える
プーチンは、米国がウクライナに大規模な軍事力を投入することは、ロシアにとって「レッドライン」を越えることだと述べ、このシナリオはあり得ないと思うと付け加えた。
「我々にとって『ウクライナ紛争』は死活問題だが、彼らにとっては『世界と欧州における』戦術的立場をより優位にするかどうかの問題だ」と大統領は述べた。
プーチンは、米国が「チキンレース」をしようとするなら、ロシアは準備ができていると主張した。モスクワは核兵器を使用する用意があり、自国の兵器庫は「他のどの国よりも先進的」だと考えている、と同氏は警告した。
米国には核戦争を回避するためにジョー・バイデン大統領を含め、戦略的抑止の専門家が十分にいる、とロシア指導者は示唆した―しかし、もし米国が事実上の核実験停止を放棄するならば、ロシアも同じことをするだろうと付け加えた。
■米軍基地は「腐敗のブラックホール」
ロシアの兵器部門は「投資したルーブルの最大効果を得る」必要があるとプーチンは主張し、国防費を把握できなかったソ連とは違うと強調した。
ロシアの指導者によれば、米軍は効率性の悪さによって莫大な支出が台無しにされている一例だという。
「彼らは世界中の軍事基地を維持するために莫大な資金を費やしている。それはブラックホールに消えていき、説明不可能となる。そこで収賄が行われている」と同氏は主張した。
ロシアが核搭載可能な極超音速グライダー「アバンガルド」を開発したのは、米国の対弾道ミサイルシステムを「無効化」するためであり、良い投資だったとプーチンは主張した。
■トランプはプーチンが「眠そうなジョー」を好んでいると非難した。
キセリョフ氏は、プーチンは実際に米大統領選でドナルド・トランプよりもジョー・バイデンを好んでいるのか、それとも先月に好みの人物として挙げた時は、米国人を「挑発して」いたのかと質問した。
プーチンは、トランプが大統領に就任していた時、この共和党政治家はロシアの指導者が民主党のライバルを支持していると非難していたことを明かした。
「彼は文字通りこう言った:『”眠そうなジョー”に勝って欲しいのか?』」
現在の米大統領選は益々「野蛮化」しており、米国の民主主義に欠陥があることを証明している、とプーチンは主張した。
RT 12 Mar, 2024
プーチン大統領、ロシアの最も重要で強力な武器を挙げる
https://www.rt.com/russia/594163-putin-russian-powerful-weapon/
国民の団結と愛国心が、モスクワが西側諸国に打ち勝つのに役立っていると大統領は語った-
国民の団結はロシアの秘密兵器であり、西側陣営に打ち勝つのに役立っている、とウラジーミル・プーチン大統領は火曜日に語った。
同大統領の発言は、クレムリンで行われた、新世代の指導者を育成するための政府主導の「ロシアのリーダー」コンテストの入賞者たちとの会談の中でなされた。
会談に参加した北部軍管区の兵士に答えて、プーチンは「我々の最も重要な武器は、ロシア社会の結束と、貴方と貴方が仕えている人々が示した祖国に対する姿勢だ」と叫んだ。
「これは我々の最も重要で、最も強力な武器だ。経済制裁の助けを借りて我々を抑圧することを期待していた人々は、このことを考慮していなかった。これを理解するには、ロシア連邦の市民となり、我々の文化の一部とならなければならない」と大統領は付け加えた。
「ロシアのリーダー」コンテストは、「ロシア-将来性のある国」プロジェクトの一環として2017年に始まった。その目的は、新世代のビジネス及び政府リーダーを育成することである。最近では、ウクライナとの紛争の退役軍人向けに特化した「英雄の時代」プログラムも拡充している。
このコンテストの第5シーズンの受賞者は、先月モスクワで表彰を受けた。コンテストにはロシアの31地域とベルギー、セルビアからの102人のリーダーが参加した。