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p_fさん のコメント

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p_f
記事タイトルから過日ご紹介の「とわの庭」が頭を過ぎった。あの本も良かったので、この本もそうでないかと期待できる。だが、どちらも、心に響くものを感じるのは、特に「希望がない人/逆境に置かれている人」だとすると、こうした本が売れてしまう日本社会は、やはりダメ社会なのだろう。日本の若い世代の「生きづらさ」が言われるようになって久しいが、2年前、とあるアンケートから「日本の若者がいかに将来を恐れているか、彼等がいかに将来の職場で悪い状況を予期しているかが分かる」と外国の友人から聞かされた。事態は今尚いくらも改善してはいまい。更に、事は今や若い世代に限った話でない。

> 望んでいた方向でなかったであろう。

才能、血統に恵まれた極一握りを除けば、皆、「望んでいた方向」から多かれ少なかれズレた仕事に甘んじる他ないのが現実だ。能力があっても、上と衝突すればカンタンに報復人事に遭うのも日本の特徴でないか。そうして「フツーの人間が、フツーに仕事して、フツーに遣り甲斐を感じることが、何故フツーに実現できないのか」というストレスが溜まってくる。しかし、「もう、やってられねーよッ!」と言ったところで、食い扶持を得るには諦めるしかない...そこへAIが出てきた。ついに働かなくても食べていける、好きなことができる時代が到来するのだ!―と思ったら、違うらしい。AIに仕事が奪われるのだという。そうしてスッテンテンになっちまうと。何かが間違ってる。
No.7
2ヶ月前
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お花の写真を X (旧ツイッター)にアップする。これが私の一日の始まりだ。 例によって走り過ぎで親指の付け根が通風状態になって痛くて走れなくなる。そして二―三週間ほどたって、歩き始める。こうした中で、家内と北の丸公園を歩いていた時に泰山木の白い花を見た。木は10メ ― トル以上の大木である。そこに大きい白い花が「堂々と」咲いている。写真に撮って X にアップした。この日以降、散歩の途中に見つけた花を毎日アップしている。 当然花への関心が始まる。本屋でこの本を手にして買った。本の宣伝を見てみよう。「 24 歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とり
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。